歴史の港 浦賀をめぐる、東と西の1Dayさんぽ
歴史の教科書に載っている”黒船来航”の舞台となった街、浦賀。
この地名を聞いたことがある人もきっと多いでしょう。
今回は、そんな街の魅力を探るべく、筆者がゆるっとお散歩。
浦賀の街を歩いて出合ったアレコレをご紹介します!
<INDEX>
・海の風感じる東側
・東西を結ぶ「ポンポン船」
・歴史感じる西浦賀!
・この秋は浦賀の街をもっと満喫
海の風感じる東側
▼11:00 浦賀駅に到着&気になるローカルパン
午前11時すぎ、京浜急行線・浦賀駅に到着!
これから海沿いを歩くので、お腹を満たすものを買いたいところ。そんな時に、駅構内になんとパンが買える自販機が!
ここでは横須賀の老舗パン屋・法塔ベーカリーによる、シンプルなパンからお菓子系まで幅広く売られています。
定番モノの他に、「何がでるかな」と書かれた棚も。
こちらはランダムにパンが並べられているそうで、ドーナツ系のものやメロンパンのようなものも並んでいます。
どんな味のパンがでてくるか分からない、遊びゴコロにワクワク!
筆者が「何がでるかな」(税込90〜200円※種類によって料金が違います。)のボタンを押したら「おいもパン」をゲットしました!
せっかくなので定番の「横須賀海軍カレーパン」(税込180円)も購入。
さて、おいしいパンを調達したところで、いざ浦賀の街の東側へ。まずは「東叶神社」へGO~!
▼11:30 東叶神社へ到着!
時刻もお昼近くになっていたので、境内のベンチで先ほど購入したパンをいただきます。
「横須賀海軍カレーパン」は、外はサクサク、噛めばもっちりふわふわの生地。中のカレーはレトロな甘い香りに後はスパイスの香り!おいしい!
「おいもパン」はシンプルなパンの中に、サイコロ状のサツマイモがごろごろ!やさしい甘さが広がります。
お腹を満たしたところで、東叶神社にお参りを。
実は「東叶神社」と海を挟んだ向かい側には「西叶神社」が。
両方へお参りをすると願いが叶うとも言われ、せっかくなのでこの後は西叶神社へ!
東西を結ぶ「ポンポン船」
▼11:50 ポンポン船で西側へ!
浦賀の街は海を囲うようにして、東側が「東浦賀」西側が「西浦賀」と呼ばれています。
その東西の移動に便利なのが渡し船。その名も通称「ポンポン船」です。乗船時間はわずか3分ほど。海を渡ってあっという間に西側に到着しました!
■おトクな1DAYパスも!料金など詳細はこちら→浦賀の渡し
歴史感じる西浦賀!
▼12:00 西叶神社に到着
船を降りたら、「西叶神社」はすぐそこ。先ほどの東叶神社と向かい合うようにして建っています。
ゆっくりとお参りをして、たくさんお願いごとをしてきました!叶うと良いなぁ~~!
▼12:20 精栄軒で横須賀みやげ
ここから帰路に着くのもいいけれど、ちょっと寄り道しておみやげを。
西叶神社すぐにある「精栄軒」。なんと1910年にこの浦賀の地で開業した菓子屋さんで、お土産にぴったりなおやつも販売しています。
精栄軒では黒糖を使用したお菓子を多く作っていて、それは「黒船」にちなんでのことだそう!
パッケージにも黒船をはじめ、この地域の特色を感じさせるものばかり。
筆者が気になったのは、こちらの4点。
①黒船艦隊の旗艦船「サスケハナ号」をパッケージにあしらった「黒船マドレーヌ」(税込260円)。
バターの香りが濃厚でやみつきに!
②黒船のように深い色をした「黒船黒糖まんじゅう」(税込130円)。
甘すぎない餡子がうれしい。
③おりょうと竜馬の愛したカステラ(税込240円)。
坂本龍馬の妻・おりょうさんが横須賀で晩年を過ごしたことから、カステラ好きだった坂本龍馬のメモに残されたレシピを再現しようと作ったのだそう!
④「黒船お餅どら焼き」(税込240円)は、黒糖生地の間にお餅を挟んだボリューム感のある一品。
横須賀名物「横須賀ネイビーバーガー」に着想を得て作ったそうで、浦賀らしさと横須賀らしさ、どちらも一度に味わえるのがポイント。
▼12:40 海を見ながら帰り道
ここからは遊歩道を通って浦賀駅へ。
ちゃぷちゃぷと波の音を聞きながら、浦賀レンガドックの周辺を歩きます。歴史ある造船所跡の、どこかレトロで独特な雰囲気が素敵!
▼13:00 浦賀駅に到着!
20分ほど歩いたら、朝出発した浦賀駅に戻ってきました。
この秋は浦賀の街をもっと満喫!
今回の2時間ほどの浦賀プチ旅行では、開国の歴史と横須賀らしいグルメやスポットをめぐることができました!
この秋は、歴史の重要な舞台となった浦賀の街を楽しむ絶好の機会。
ぜひ、満喫してみてはいががでしょうか?
この記事を書いた人
編集・ライター
臼井 遥比
地域WEBマガジンのリポーターを経験後、文具の専門新聞・WEBサイトで取材や執筆を行っています。
主な活動テーマは、「モノ」や「暮らし」。