猿島ブランドわかめ「さるひめ」の種差し体験!【いよいよ解禁】

日本人の食生活に欠かせない〝わかめ〟。
味噌汁をはじめとしたスープ系料理のド定番具材ですよね。

そんなわかめですが、横須賀には「さるひめ」という〝猿島ブランドわかめ〟があるんです!
猿島周辺海域で育てたわかめで、肉厚でありながら食べ応えは柔らかく、通常のわかめよりも味わい深いのが特徴。

11月頃に養殖を始め、翌年の1月中旬頃に漁が解禁となります!

今回はその第1歩目となる「わかめの種差し」体験に行ってきたので、その様子を皆さまにお届けします!


養殖のためやってきたのは平成町にある安浦漁港。

毎年この場所でさるひめの種差しを行います。

今回の種差しは12回目。早速、行っていきます!

差すわかめはこちら。

少しピンボケしてました…。

1個の大きさはだいたいこのくらい。
ただ、これでも例年より少し大きいそう!
あらかじめ、漁師の「譲原 亮」さんが用意してくださったものがバケツに入っていました。

少し話は逸れますが、国内でわかめ収穫の大部分を占める「東北地方」では、今年は海温が高かった影響で収穫量が例年より減ったそう。
こういった環境の影響も受けつつあるわかめ漁ですが、猿島わかめは例年通り美味しいわかめを収穫することができました。

まさに、美味しいわかめを育てるプロフェッショナルです!

さて、話を戻して。
バケツに入ったわかめを1個1個、ロープの網目の隙間に差し込む作業を行っていきいます!

 

こんな風にわかめを差し込み、ぎゅっとロープを締め外れないようにしていきます。
わかめ同士が隣り合わないように等間隔くらいで間隔を空けていきながら、どんどん差し込んでいきます!

ロープ1本に差し込んでいくわけですが、大体80個くらいのわかめを差し込めるそう。
美味しくなれ~!と願いながら丁寧に種差しをしていきます。

実際に行うと分かりますが、11月の漁港はかなり寒く、海水に浸ったわかめを取り扱っているわけですから、やはり手が冷たくなり体温も下がります。
こういった作業を毎年行ってくださる漁師さんには、本当に感謝しなければいけないな、と思った瞬間でもありました。

今回のベストショット。

さて、そんなこんなしながら種差しは完了。
ロープをバケツに戻して、この後は譲原さんが養殖ポイントに向かい準備を行います。

これにて体験は終了!貴重な体験ができました。
さるひめ美味しくなれ~!と願うばかり。


最後に、さるひめのさらに深い特徴美味しい食べ方なんかについてお話ししようと思います!

冒頭でも説明した通り、さるひめは翌年の1月中旬頃に漁が解禁されます。
実は、通常のわかめ漁は2月~3月にかけて収穫するのが一般的。

ではなぜ1か月も早く収穫するのか?

一般的なわかめ漁は、より多く(kg量)わかめを収穫して、たくさん販売することが重要。
そのため、大きくわかめを育てる(1つ2m~3mほど)必要があり、最盛期となる2月~3月に収穫を行います。

しかし、このさるひめは大きく育つ前(1つ1mほど)に収穫をします!
これにより、より肉厚でうまみが強い美味しいわかめとなるのです。

2023年1月に「猿島ブルーカーボンクエスト(※終了しました)」にて収穫体験をしたときの写真。
これこそさるひめです!

そんなさるひめ、どのようにして食べるのがおすすめ?

はい、おすすめは〝しゃぶしゃぶ〟です!
その他にも、わかめをそのまま活かせるナムルなども。
もちろん、味噌汁やお好きな方法で食べてもOK!

これも「猿島ブルーカーボンクエスト」で食べた時の写真です。
サッと湯を通したわかめに、出汁を付けて食べるのがこれまた絶品
わかめ単体をこんなに美味しく食べれるなんて!と感動したのを覚えています。

というわけで、さるひめについて簡単にご紹介させていただきました!

この〝絶品さるひめ〟を食べられるお店「よこすか猿麺」があります。
猿島わかめをふんだんに使用した料理を楽しめる、いわば猿島わかめスペシャリスト店です。

詳しい内容は次回の記事でご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください!

 

★猿島わかめスペシャリスト店「よこすか猿麺」の紹介記事はこちら

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