【タイムスリップもできる!?】「ティボディエ邸」でヨコスカの歴史を感じよう!
みなさん、こんにちは。
2021年5月にオープンした、横須賀の最新スポットをご存知ですか?
それは、よこすか近代遺産ミュージアム「ティボディエ邸」です。
■ティボディエ邸って?
「ティボディエ邸」はその名の通り、ティボディエさんのお家(官舎)です。では、ティボディエさんとは一体何者なのか・・・?
ずばり!ティボディエさんは横須賀製鉄所(造船所)の副首長です。
幕末に渡米して製鉄技術に感銘を受けた小栗上野助(こうずけのすけ)は、1865年にフランスの海軍技師レオンス・ヴェルニーを招き、横須賀製鉄所の建設を始めました。ティボディエ邸は、1869(明治2)年に副首長であるティボディエの官舎として建設されたのです。
そんな長い歴史をもつティボディエ邸。それでは、僕が「スゴい」と思ったポイントを3つご紹介します!
■ティボディエ邸のここがスゴい①「ホンモノを見ることができる」
先ほど1869年に建設されたとご紹介しましたが、オープンしたのは昨年の5月。あれ?と思いますよね。
実は、この施設は当時の姿を復元したものです。
もともとはアメリカ海軍基地にあったティボディエ邸。当時は本州最古級の西洋館でしたが、2003年に老朽化のため取り壊しになりました。
館内では当時使われていたホンモノの部材を見ることができます。
たとえば・・・
・キングポストトラス
西洋の木造建築に用いられる、屋根を支えるために木材をM型に組む構法。
・木骨煉瓦造壁
木骨の骨組みの中にレンガを積み上げていく構法。
実は、これらは世界遺産・富岡製糸場とも深い関係があるんです・・・(詳しくは現地で聞いてみてくださいね!)
■ティボディエ邸のここがスゴい②「横須賀発祥のモノを知ることができる」
フランスの指揮のもと進められた近代化。実は、製鉄技術だけではなく、様々な文化・習慣も伝わりました。施設内の「横須賀ことはじめゾーン」では、そんな日常にある横須賀発祥のモノを知ることができます。
例えば、メートル法、らくがん、観光パンフレットなどなど!
当時の超貴重な品々も展示されているんです。
思わず誰かに話したくなる、トレビアン〜な内容盛りだくさんです!!(フランスだけにw)
■ティボディエ邸のここがスゴい③「タイムトラベルができる」
人生で一度は体験してみたい(!?)、時空を超えた旅。
・・・ティボディエ邸で叶えることができちゃうんです。
その名も、「横須賀造船所めぐり〜明治の横須賀にタイムトラベル!〜」。
1887(明治20)年ごろの横須賀造船所を目で、耳で体感できるプログラムとなっています。ツアーアテンダントと、ここでしか会えない激かわキャラクターの面白くて勉強にもなるトークは必見です。
※写真は「ティボディエ邸」公式ホームページより引用
ティボディエ邸では横須賀の歴史はもちろん、横須賀での新たな旅の楽しみ方も知ることができます。
横須賀旅の始まりは、ここで決まりっ。ぜひ訪れてみてくださいね!
・「ティボディエ邸」公式ホームページはこちら
この記事を書いた人
ジモトから大学生が発信!
たいよう
生まれも育ちも横須賀で、現在トライアングルでPR担当インターン中の大学生。
かつて横須賀の観光名所パンフレットを大量に集め、親に怒られた経験を持つ猛者。
コロナ禍になってからランニングを始めて思うのは〝マボチョク〟から眺める猿島は最高!ということ。いつか自転車で日本一周!の野望も。
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