【どぶ板通りではしご酒】~月に1度はどぶ板通りを飲み歩く男が、魅力のすべてをお届けします~
基地のあるまち、横須賀。
そんな異国情緒あふれる横須賀が誇る、米海軍兵と日本人が行き交う観光名所「どぶ板通り」をみなさん知っていますか?
どぶ板通りといえば、「スカジャンやネイビーバーガーの販売店が立ち並ぶ、昼間に賑わう場所」
そんなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
ですが実は!夜のどぶ板通りには、独特の雰囲気漂う横須賀ならではのBARが店を連ね、まるでアメリカを旅するかのような気分でお酒を愉しめる通りへと大変貌を遂げます!
意外と知られていない、どぶ板通りの夜の顔
そんなどぶ板通りでの飲み歩きが僕は大好きで、友人と、あるいはひとりでも月に1度くらいは必ず遊びに行っています。
しかしながら「興味はあるけどちょっと怖い場所なのでは‥?」といった理由から、横須賀に住んでいても訪れたことがない人がたくさんいるのです…。
それに、どぶ板通りでの飲み歩きに関する情報ってあまり見かけないので、なかなか不安や疑問を解消しづらいですよね。
そこで今回は、みなさんのどぶ板通りでの飲み歩きデビューを実現すべく、僕が現地を訪れ「ChillでDeepなどぶ板通り飲み歩き」の魅力を存分にお伝えしちゃいます!
大好きなどぶ板通りの夜の顔を、すこしでも多くの方にお届けできるようがんばります👍
変わりゆくどぶ板通りの”今”
では、飲み歩きスタート!!と、その前に…。
飲み歩きをより楽しむため、どぶ板通りを最もよく知る人物「GREEN」の川口さんにお話を聞いてきました!
川口さんは、ジーンズ&アメカジのセレクトショップ「GREEN」を経営している、どぶ板通りの賑わいを長きにわたって支えてきたひとり。
通りの昼の顔も、そして夜の顔も何でも知っているのです。
(参照:Green Online Shop 横須賀ドブ板通り バズリクソンズ フライトジャケット シュガーケーン ジーンズ テーラー東洋 スカジャンのセレクトショップ)
ここでは、みなさんに訪れる前に知っておいてほしい、“どぶ板通りの生情報”を以下のQ&Aでお届けします!
Q1. 夜のどぶ板通りって、ぶっちゃけ怖い・危ない場所なのでしょうか??
A. “まったく”そんなことはなく、老若男女を問わず誰もが安心してお酒を愉しめる場所です。
昔(30年ほど前まで)はまさに「米軍人の通り」という感じがして、観光客はもちろん地元の方すら近寄りがたい雰囲気がありましたね。
しかし、昼間のどぶ板通りの観光地化が進むにつれ、徐々にBARや呑み屋を経営する事業者の努力により、日本人でも気軽に入れるような環境が整備されてきました。
例えば、現在では多くのお店のエントランスがガラス張りになっていて、店内の様子が一目でわかるようになっています。
昔は窓すら存在せず、重たい扉を開けない限りどんな様子か分かりませんでしたが、今ではパッと見るだけで店内の雰囲気が感じられるようになりました。
また、体が大きく言語も異なる米軍人の人々と近くで飲むのは、慣れていない人にとっては少し躊躇われるポイントかもしれません。
しかし、彼らは日本での過ごし方について厳しいマナー教育を受けているため、日本人との間で生じるトラブルはほとんどありません(僕は米軍人が酔いつぶれた日本人を介抱している様子や、日本人のおじさん同士の喧嘩を仲裁しているところを見たことが何度かあります(笑))。
Q2. どぶ板通りを最大限楽しむ方法を教えてください!
A. 夕方ごろに訪れ、昼から夜にかけて変わりゆくどぶ板通りのグラデーションをぜひ体験してみてほしいですね。
昼間のお店がまだ開いている夕方は、スカジャンを見てみたり、ネイビーバーガーや海軍カレーを食べる。
そして、日が落ちる頃に徐々にオープンしていくBARでゆっくりとお酒を愉しむ。
昼と夜で全く様子が異なるどぶ板通りを、存分に味わってみてください!
…みなさんどうでしょうか、どぶ板通りへの興味がだんだん湧いてきたのではないでしょうか??
いざ、探索開始!
興味深いお話をたくさん聞けたところで、今度こそ潜入スタート!
今回は、横須賀が大好きなのにちょっと怖くてどぶ板通りでは飲んだことがないという僕の同期と一緒に行ってきました!
周辺で夕食を済ませたのち最初に訪れたのは、川口さんおすすめの「George‘s Bar」。
お話に聞いていた通り、エントランスもガラス張りで店内の様子がはっきりと分かりますね!
いざ中へ入ると、広々とした空間にはテーブルとカウンター、中心にはビリヤード台とダーツが設置されていました。
そして、お酒の注文は自身でカウンターまで。
George‘s Barを含む多くのどぶ板通りに存在するBARでは、注文をする際にカウンターまで自分で行き、1杯頼むごとに料金を支払うという形態を採っています。
なので、もしかしたらぼったくりに遭うのでは‥?と思われている方もいるかもしれませんが、その心配はご無用です!
注文したのは、米軍人の方々が好んで飲むというジムビームとジャックダニエル。
爽やかで飲みやすい味でした!!
さらに店内を見て回ると、歴史と思い出の詰まった写真の数々が!
(横須賀を代表する某大物政治家の若かりし頃の写真も…?)
落ち着くやさしい雰囲気のGeorge‘s Barで数杯飲んだのち、次に訪れたのは「NEW TEXAS」というお店。
実はここ、僕の中学時代からの友人の家族が経営していて、普段からよくお邪魔しているのです!
NEW TEXASにはビリヤード・ダーツに加えカラオケも設置されており、日本人も米軍人も賑やかに楽しむ様子がみられます。
ここではジーマとハイネケン、そして小腹が空いたので人気のピザを注文。
お客さんの歌を聴きながら食べたり飲んだりするのは新鮮で、同期もすっかりどぶ板ライフを満喫しています✊
そしてなんといっても、どぶ板通りを飲み歩く醍醐味は人々との交流。
非日常感と人々の温かさに包まれるこの空間では、いつもよりちょっぴり積極的になれるのかも?
この日は、僕たちの隣のカウンター席に座っていたおしどり夫婦に勇気を出して声をかけてみました!
僕たちのつたないサムライEnglishにもニコニコ応えてくれる優しいご夫婦と親睦を深め、最終的には一緒にカラオケやビリヤードを楽しむ仲にまで。
このように、フレンドリーな米軍の方たちと交流できる夜のどぶ板通りでは、プチ留学も体験できるのです!(彼らの出身の州によって訛り方も様々なので、英語上級者はそれらの違いを楽しんでみては‥?)
だれでも気軽に、安心してお酒を愉しめる通りへ
夜も深まり、徐々にお店の賑わいが落ち着きはじめたところで…
お店やどぶ板通りの魅力について、ママさんにインタビューしてみました!
ママさん))
NEW TEXASは、50年ほど前から親子3代にわたり受け継がれてきた、どぶ板通り屈指の老舗の店です!
古くから築き上げてきた温かい雰囲気がそのまま残っていて、お客さんは私たちを家族のように慕ってくれています。
最近ではSNSなどのクチコミを頼りに女性だけで来店する方もとても多く、「夜のどぶ板通りってこんなに楽しいんだ」と言ってくれるんですよね。
どぶ板通りに連なるお店は、皆さんが異国情緒あふれる空間にドキドキしながら、安心・安全にお酒を愉しめる場をつくるため尽力しています!
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
おわりに
「店員さんは日本語が通じることがほとんどだし、米軍人さんは陽気で優しい。1杯飲むだけでもいいし、価格も一般的。来てもらえさえすれば、きっと良さが分かってもらえるのになぁ‥。」
そんな想いで、今回の記事を執筆してみました。
この記事が、みなさんの充実したどぶ板ライフをスタートする一助となればうれしく思います!(^^)/
【終電情報!】どぶ板通りからお帰りのアクセス
(汐入駅発)
横浜駅まで:23:37
品川駅まで:23:33
新宿駅まで:23:10
※ご自身でもご確認いただいてからお越しください。
この記事を書いた人
気合と根性、そしてパッションは100点
髙村勇太
横須賀に生まれ、横須賀に育てられ、現在21歳の大学4年生。
「地域・ひと・モノが持つあらゆる可能性を究極に開花させる」
そんな目標を掲げ、将来は三浦半島を舞台に街づくりの領域で活躍するために修業中!
ぜひ、温かい目で見守っていてください ^^
#横須賀がだいすき#市内の飲食店・居酒屋を開拓中#目指せ制覇#三浦半島TV新人アナウンサー#レジリエンス#自信は努力から#未来の起業家?#横須賀大津高校#慶應義塾大学#商学部