【富士山も見える】三浦半島西海岸で夕景デートするなら長者ヶ崎のカフェ「Corail Cafe and Labo」

「葉山ホテル音羽ノ森」パティシエのマフィンやチーズケーキ。テイクアウトして砂浜へも

葉山町の最も横須賀寄りの景勝地にたたずむ歴史と貴賓ある「葉山ホテル音羽ノ森(おとわ)ノ森」。
あのマイケル・ジャクソンさんがソロコンサートのため初来日した1987年にはこのホテルのレストランで食事をしたというエピソードもあり、2023年のリニューアルで一層贅沢な客室になっています。

「葉山ホテル音羽ノ森」から見える長者ヶ崎

この格式あるホテルが2024年8月、ホテルの目前に広がる長者ヶ崎にオープンさせたカフェが「Corail Cafe and Labo」(コライユ カフェ アンド ラボ)です。

店の入り口
長者ヶ崎県営駐車場内にあります
(提供:Corail Cafe and Labo)

長者ヶ崎で見る雄大な夕景は有名ですが、カフェができたおかげで、そのサンセットタイムをホテルパティシエメイドのマフィンとオリジナルドリンクを味わいながらゆっくり贅沢な時間として過ごせます。
空気が澄んでいればこんな富士山が見られます!

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スタッフのティナさん撮影

マフィンはしっとり系で、素材の味を丁寧に引き出す演出がされています。通年メニュー7種類のほか、季節ごとのマフィンもあり、なかなか1つに絞れません。

通年メニュー/提供=Corail Cafe and Labo
秋冬シーズンメニュー。マロン・フィグ(イチジク)・ポム(林檎)
私のイチオシは追い蜂蜜(マフィンの上に別添え)ができる「葉山ハチミツ」

マフィンのほかにも長年の「葉山ホテル音羽ノ森」ファンが大好きな「チーズケーキ」も食べられます。ホテル改装前はだれでもフリーで利用できるカフェがホテル内にあったのですが、今はないので「チーズケーキ」を気軽に食べられる貴重な場にもなっています。

「葉山ホテル音羽ノ森」チーズケーキ

店内はすべて海岸に向いたカウンター6席とテラス席4席。決して広い店ではないので満席の際はテイクアウトして、目の前の砂浜に降りて波の音を聞きながら食べることも。ただし、トンビに注意!(後ろから狙われないように背中を壁につけるといいそうです)
店前にはワンちゃん同伴用のイスもあります。

海岸でテイクアウトしたクリームソーダと
海岸へは30秒

このカフェのある場所は以前、海水浴客向けのお土産店でした。
・・・ということもあり、県営長者が崎駐車場の敷地内にあります。
・・・ですので、車で立ち寄る際、広い駐車場があって便利なのですが、営業時間とシーズン料金には気を付けてください。

店名のCorail(コライユ)はフランス語でサンゴを意味します。「葉山の豊かな自然が未来に続いていくように」との願いが込められているそうです。持続可能で自然と共存する店を目指して、土産店からの改装には天然素材を使ったとか。
パティシエとスタッフの優しい笑顔とともに、ゆっくりとした時間に包まれて、三浦半島の豊かな自然が続くこと、願いたくなるカフェです。

製菓長・岩佐浩司さんとスタッフ・ティナさん

【基本情報】
営業時間:平日 11:00-17:00 / 土日祝日 9:00-17:00
定休日:火曜日
住所:葉山町下山口2049-4
Tel:046-874-8900 

この記事を書いた人

Makoto

Writer Makoto
放送作家出身。現在は地域メディア編集長兼ライター。町も人も歴史を大切に、自分史活用推進協議会認定アドバイザーとして自分史作成も手がける。夢の1つはドラムを習うこと。

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