【ミサキドーナツ】レトロ商店街にあるケーキのようなドーナツ!?【下町で地域から愛される老舗】
マグロの街三崎の商店街に一軒の老舗『ミサキドーナツ』——なぜ港町でドーナツ?

三崎をはじめ、三浦半島や横浜の多くの地域で店舗を拡大している『ミサキドーナツ』。
誕生から10年以上の歴史を持つ人気店です。
今回はミサキドーナツ三崎本店で、広報の浅井さんからその魅力についてお話を伺いました!

三崎ってマグロだけなの? 下町が生んだ人気ドーナツ店
みなさんもご存じの通り、三崎はマグロを目当てに毎日多くの観光客が訪れる観光スポットです。そんな「マグロの街」三崎に、なぜ大人気のドーナツ屋さんが誕生したのでしょうか?
——このお店ができる前の2010年頃。
当時、三崎の下町にはシャッター商店街も多く、全盛期の活気は失われかけていました。
そんな中、小さなカフェバーの店主だった藤沢宏光さんのお店に通っていたのが、のちにミサキドーナツ代表となる西村光司さん。
交流を深めるうちに「マグロだけで終わってほしくない!」「三崎に憩いの場を作りたい!」「幅広い方に楽しんでもらいたい!」という想いが重なっていきました。
ではなぜドーナツに行きついたのでしょう?
実は、藤沢さんの奥さまはパティシエ。西村さんも、学生時代ドーナツ店でアルバイトをした経験があったのです。
当時ニューヨークで流行っていたのは、クロワッサンとドーナツが掛け合わさった『クロナッツ』。
そこで、パン屋さんの指導のもと〝ケーキのようなドーナツ〟を幅広い層に届けたい!という想いが形になったのがミサキドーナツでした。

ミサキドーナツ三崎本店をオープンするにあたって、こだわり抜いたのが店舗。
新たなお店をつくるのではなく、もともと時計屋さんだった築80年以上の建物をそのまま引き継ぎ、リノベーションすることにしたのです!
店内をよく見ると『時計』が飾られているのは、時計屋さんの想いを引き継いだシンボル。
そこに示されているのは、時計屋さんが営業していた〝ある時〟のまま。
お店は新しくなっても、時を刻み続けた歴史が、ここには残っているのです。
そんなリノベーションを聞きつけた地元企業からの支援もあり、ついに2012年、ミサキドーナツ三崎本店がオープンしました。


しかし——現実はドーナツのように甘くありませんでした。
三崎の平日は観光客が少なく、スタート当初はとても苦労されたのこと。
そこで、まずお祭りやイベントに参加するなど、積極的に地域の方との交流を深めていきました。
こうして地域に愛されるお店へとつながっています。
自分たちの信念や想いを行動を通じて示していけば、心温かい人々が集まって応援してくれるまち、それが三崎なのです。
現在はオープンから10年以上経ち、三崎本店だけでなく横須賀・横浜・鎌倉など多くの地域に店舗を構えるお店に成長しました。
しかも、どの店舗もその地域ならではの楽しみかたができるのが特徴!
例えば、鎌倉は多くの外国人観光客が訪れる場所。
和を求める声に応えた抹茶味のドーナツが人気で、日本だけでなく海外の方にも支持されています。
ミサキドーナツをきっかけに三崎に興味を持った方が増え、今では『三崎』の名を背負うブランドとして、多くの人々に親しまれています。
ドーナツを通じて、商店街に活気が取り戻されているのです。
スイーツ好き現役大学生が厳選したおすすめ商品3選
それではお待たせしました。
地元民である私もよく訪れるのですが、その中でも実際に私が食べたおススメを紹介したいと思います!!
『レモンクリームチーズ』 ※税込み370円


中がしっかりと詰まっていて、とてもクリーミー。
けれど甘すぎることなく、甘い物が苦手な方にもおすすめ。コーヒーとの相性も抜群!!
◇
『ねこ(きなこ)』 ※税込み250円


こちらも甘さ控えめで、さっぱりとした風味。コーヒーやお酒にもよく合います!
きなこシュガーをまぶすだけでなく、生地にもきなこを練りこんだ、お店自慢のドーナツ。
看板商品として『ミサキドーナツ』という名前になりかけたこともあるほどです。
◇
『ストロベリーチーズケーキ』※税込み440円


いちごのグレーズで仕上げた一品。
食べた瞬間いちごの美味しさが広がります。
いちごの甘さが存分に凝縮されていて、甘党の方におすすめ!
三崎のワンランクアップした楽しみ方なら?
三崎をはじめ多くの方々に愛されている、ミサキドーナツ。
四季に合わせたドーナツが次々登場されるので、訪れるたびに新しいドーナツに巡り合うことができます!
三崎に足を運んだ際は、マグロだけでなく〝ご当地ドーナツ〟を楽しんでみてはいかがでしょうか!
■ミサキドーナツ三崎本店基本情報
【住所】 〒238-0243 神奈川県三浦市三崎3-3-4
【営業時間】 平日11:00~17:00 / 土日祝10:00~18:00
【定休日】 水曜日・年末年始
【アクセス】 京急線『三崎口』駅より京急バス利用、『三崎港』バス停から徒歩1分 または『三崎東岡』バス停から徒歩10分 ※専用の駐車場はありません
【決済】 クレジットカード・pay pay・交通系IC 対応 ※京急みさきまぐろきっぷ参加店
この記事を書いた人

三崎ノリを世界へ!
あらた
生まれも育ちも三浦の大学生。誰よりも三浦を愛している男であるのは間違いない。
一見華奢に見えるが普段からジムに行くのが日課である筋トレ狂。
性格は脳筋そのものでじっとしていることが苦手で考えることよりも行動に移すタイプである。動きだしたら誰も彼を止められない。
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