【後編】猿島にステージが!?白熱のステージをリポートします【猿島ナイトミュージアム】
みなさん、こんにちは。
今日は、前回に引き続き「猿島ナイトミュージアム」のふりかえり!
夜の無人島で行われた白熱のステージをリポートしていきたいと思いますっ!(前編はこちら)
■浜辺にステージが出現!!
浜辺にドーンッと出現したのは、ステージ。
最後のキーワード、<エンタメ>です!
〝スターライトライブ〟では、毎日1組のアーティストが登場!一夜限りの特別なパフォーマンスを披露していただきました。
開幕初日に登場したのは、古今亭志ん雀(ここんていしんじゃく)師匠。
11月3日(木祝)。「文化の日」にふさわしい、落語ライブです。
もちろん猿島での落語は史上初。
2021年「真打(しんうち)」に昇進をされた実力派若手落語家が登場。
ナイトミュージアムの幕開けに華を添えていただきました。
出囃子がかかると大きな拍手に包まれる中、師匠が高座に。
風が強い日だったため、急遽自分で座布団を持ちながら上がっていただきました・・・
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ちなみに、その日に演じられる落語のネタは事前に決まっているわけではないそうです。
「マクラ」と呼ばれる世間話をしながら、その日のお客様の反応に合わせてネタを選んでいくそう。巧みな技ですね!
・・・落語と猿島。大きくかけ離れているようにも感じていました。
しかし、同じ噺や落語家でも、その日その場でまったく違うのが落語の面白いところ。毎日移り変わる猿島の景色とピッタリですね!
僕は人生初の落語。噺を聴きながら、自分で想像して話の世界を広げていくのがとても新鮮でした!
2日目に開催したのは、まさかのヒーローショー!?
2022年秋に誕生した、三浦半島発!音楽と表現の自由を守るコントラバスヒーローが登場しました。
かつては伝説の悪の組織の秘密基地として使われていた猿島。
そんなゆかりのある場所で、コントラバスヒーローとその仲間たちの初となるクラシックコンサートを開催しました。
「この世はソリストだけでいい!」という過激な思想のソリスト伯爵によるコンサートつぶし。
なぜか猿島に異常に詳しいクイズ怪人による島内にまつわるクイズなど・・・ハラハラドキドキ!
クラシック音楽と特撮ヒーローが組み合わさった、かつてないエンターテインメントは大盛り上がり。
ショーの終演後に行われたグリーティングでは、子供から大人までヒーローと一緒に写真をパシャリ!
たくさんの地元の方とも触れ合い、まさに“ご当地ヒーロー”となった瞬間に感じました。
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ちなみに、宿敵・ソリスト伯爵がショーの終盤でこんなことを言っていました。
・・・「またレンガのあるところに現れてやる!!」。
これが、のちのち横須賀のある場所で大きな事件を起こすことになるのです(詳しくは後日!)
3日目は、夜の浜辺で至極のジャズライブ!
無人島・猿島のある、ここ横須賀。実は、“ジャズ”と深いゆかりのある場所!
というのも、戦後日本のジャズ発祥の地といわれる、EMクラブがあったからなんです。
そんなジャズにゆかりのある地でのライブ。すごく素敵な時間でした。
今回出演していただいたのは、榊原灯香さん率いるToka Sakakibara Trioのみなさん。
榊原さんはジャズコンテスト『ちぐさ賞』にて優秀賞、配信サイトe-onkyoではジャズチャートで1位を獲得するなど若手実力派アーティストです。
今回はギターに小橋拓弥さん、フリューゲルホルンに臺 隆裕さんを迎えたトリオで演奏していただきました。
ジャズの名曲はもちろん、榊原さんのオリジナル楽曲など、それぞれの楽器の音色を贅沢に楽しむことができました。
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僕は特に、フリューゲルホルンの音に聴き惚れ。豊かな響き、ふくよかで柔らかな音がとっても心地良かったです!
・・・いつか僕もトランペットを吹けるようになりたい(笑)
東京湾の優しい波音とともに、3人の郷愁的なサウンドが夜の浜辺に響き渡りました。
そして、最終日に登場したのは世界的ピアノデュオ「レ・フレール」です。
フランス語で“兄弟”を意味する「Les Frere(レ・フレール)」。
その名の通り、メンバーの齋藤守也さんと圭人さんは実の兄弟なのです。
2002年の結成後は日本全国で「ピアノ革命」と話題になり、近年では2019年にディズニー公式アルバム『Disney on Quatre-Mains(ディズニー・オン・キャトルマン)』をウォルト・ディズニー・レコードよりリリースするなど、国境を越えて多くのファンを魅了してきました。
今年は結成20周年。夜の猿島でハタチをお祝いする地元凱旋ライブを開催しました。
なんと浜辺にはグランドピアノが!実は、このライブのために横須賀市街から船で運ばれてきたものです。
レ・フレールの楽曲は以前から聴かせていただいてますが、生で聴くのは初めて!
僕が最も印象に残ったことは、〝音の深み〟です。
「1台4手連弾」という独創的なスタイルで奏でるお二人の音楽は、一つ一つの音が胸に響き渡るように感じました。
実はこの日のライブには裏話が・・・
この日はとにかく風が強く、特にステージ上は冷え込んでいました。そのため、リハーサルで急遽セットリストを変更。
早く指を動かす楽曲を変更して、最後の曲は『Happy Song』となりました。
Photo by Yuu Kamimaki
・・・個人的にはこの曲がとっても感動しました。
今回のライブのテーマは、レ・フレールの「これまで」。
無人島のピアノと向き合い2人で音を紡いでいく姿は、まさに20年間を振り返っていくような体験でした。
レ・フレールの力強いサウンドとともに、4日間の猿島ナイトミュージアムは幕を閉じました。
■ご来島ありがとうございました!
この4日間、夜の猿島ではたくさんの新たな魅力が引き出されました。
無人島・猿島ってやっぱり面白い!ナイトミュージアムへのたくさんのご参加、本当にありがとうございました!!
●無人島・猿島についてはこちら
●アフタームービーはこちら↓
この記事を書いた人
ジモトから大学生が発信!
たいよう
生まれも育ちも横須賀で、現在トライアングルでPR担当インターン中の大学生。
かつて横須賀の観光名所パンフレットを大量に集め、親に怒られた経験を持つ猛者。
コロナ禍になってからランニングを始めて思うのは〝マボチョク〟から眺める猿島は最高!ということ。いつか自転車で日本一周!の野望も。
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