2026.03.19
【まとめ割スタート】センスいいって褒められる!猿島×軍港めぐり「横須賀まるごとギフト」を作ってみよう!

横須賀観光といえば、「無人島・猿島」と、「YOKOSUKA軍港めぐり」。
せっかく両方楽しむなら、お土産もセットでゲットしませんか?対象のお土産を組み合わせて買うととってもお得な〝まとめ割〟を実施中!

「自分へのご褒美」にも「大切な人への贈り物」にもぴったりな、自分だけの横須賀のストーリーが詰まったギフトを作ってみてください!


💡 「まとめ割」詳細

対象商品を組み合わせて購入すると、通常よりもお得にゲットできるチャンスです!
猿島土産は三笠ターミナル、軍港土産は汐入ターミナルでお買い求めいただけます。

【猿島】対象ラインナップ
・海上自衛隊カレー:迷ったらこれ!不動の人気No.1。
・猿島ブレンド:島時間を自宅で再現。
・猿島塩:猿島わかめを使ったオリジナルソルト。
・猿島チップス:おやつにもおつまみにも最高!

【YOKOSUKA軍港めぐり】対象ラインナップ
・海上自衛隊カレー:迷ったらこれ!不動の人気No.1。
・艦ロゴマークステッカー:PCやスマホを横須賀仕様にカスタマイズ。
・艦船ピンバッチ:精巧なデザインがマニアに大人気。


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▼お問い合わせ
株式会社トライアングル
046-825-7144(9:00〜17:00)


2026.03.18
【お知らせ】猿島島内の釣りエリアについて

2026年3月23日(月)より、猿島島内の一部エリアでの釣りを禁止させていただきます。
●禁止エリア:北の浜
(下記写真のボードデッキがある砂浜が「北の浜」となります。)

出典:国土地理院地図

※南の浜(モニュメントがある広い砂浜)、オイモノハナでのみ釣りが可能です。
※北の浜はBBQも禁止となります。

桟橋で乗船待機中のお客様に釣り針が当たってしまう危険性や、投げ方によっては係留中の船まで届いてしまうなど、安全を考慮して禁止とさせていただきます。

お客様へはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

株式会社トライアングル

2026.03.17
【お知らせ】横須賀市内小中学生の猿島公園入園料無料化のお知らせ

2026年4月1日から横須賀市内の小学生および中学生の猿島公園入園料が無料になります。
詳細は、横須賀市Webサイト「公園使用料の改定について」をご参照ください。

※猿島航路の乗船料については、引き続き所定の料金がかかります。
詳細は、猿島Webサイトにてご確認ください。

パークコミュニティよこすか

2026.03.16
【終了しました】乗船料が半額!「三浦半島市民割」

※本企画は2026年3月31日をもって終了いたしました。

私たちの地元・三浦半島は、実は「歴史とロマンの宝庫」なんですっ!

1.異世界みたいな要塞煉瓦にキュンとする、唯一無二の無人島「猿島
2.灰色の鉄鉄しさが最高にクール!世界級の艦船が集まる「YOKOSUKA軍港めぐり
3.江戸時代から続くエモい「海上市道」、ポンポン船の「浦賀の渡し

これって、実は世界に自慢できちゃうくらいの〝超・貴重な観光資源〟「近すぎて実は未体験…」なんて、もったいなさすぎるっ!

そこで・・・3/1(日)〜31(火)の期間、〝三浦半島にお住まいの方限定〟で乗船料を【半額】とさせていただきます! この春は、自分たちの街の「本気」を遊び尽くしちゃいましょう!


▼猿島航路

↓↓↓詳しい料金などはホームページをご確認ください。


▼YOKOSUKA軍港めぐり

↓↓↓詳しい料金などはホームページをご確認ください。


▼浦賀の渡し

↓↓↓その他各種料金などはホームページをご確認ください。


▼注意事項
・「三浦半島市民割」対象の方は、横須賀市、葉山町、鎌倉市、逗子市、三浦市に在住の方のみとなります。
・「三浦半島市民割」ご利用の方は、各窓口で住所記載の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等) をご提示ください。ご提示いただけない場合は本割引の適用ができません。
※中学生以下の方は学生証がご利用いただけます。
※該当地域で在学(高校生以上)、在勤されている方は対象外となりますのでご注意ください。
※公共料金の領収書・自宅に届く手紙等は適用外となります。
・「三浦半島市民割」を15名以上の団体でご利用の場合は、事前申込をお勧めします。
(1)事前申込みの場合は、下記お問い合わせ先まで、ご利用日の2週間前までにご連絡ください。
(2)当日の場合は、各窓口にて団体代表者が全員分の身分証明書をご提示ください。
・「三浦半島市民割」は他の割引との併用はできません。


▼お問い合わせ
株式会社トライアングル
電 話:046-825-7144(09:00~17:00)
メール:info@tryangle-web.co.jp


■さらにおトクな情報

三浦半島最大級のリゾートホテル「マホロバ・マインズ三浦」では、宿泊者限定で「YOKOSUKA軍港めぐり」または「無人島・猿島航路」の三浦半島市民割を適用した〝乗船後のチケット半券〟をフロントで提示すると、【選べる特典チケット(詳細はこちらをクリック)】をGETすることができます♪
(浦賀の渡しは対象外となりますのでご注意!)

しかも期間は6月30日(火)まで。
三浦半島市民割終了後も半券(猿島航路の場合はデジタルチケットでもOK◎)は大事に取っておいてくださいね!

気になる特典内容は「ウォーターパーク(大人半額・お子様無料)」「ワンドリンク」「売店500円割引」「駐車料金無料」「リタカフェ500円割引」のいずれかひとつ。

この機会に〝全室オーシャンビュー〟が魅力的な「マホロバ・マインズ三浦」に宿泊してみてはいかがでしょうか?(右記の写真は客室の一例です)

マホロバ・マインズ三浦についてはこちらをクリック

●特典に関するお問い合わせ先
マホロバ・マインズ三浦 046-889-8911(10:00~18:00)

2026.02.16
【必見!】お土産に迷ったらコレ!スタッフおすすめのお土産4選【無人島・猿島】

観光地へ出かけた際「どのお土産を買おうかな」と、つい迷ってしまいませんか?

無人島・猿島の出発地点となる【三笠ターミナル】では、食品お土産を中心に、猿島に関するモノや横須賀市ならではのモノを多数ご用意しています。

そこで今回は皆さまに、スタッフが厳選した4つの〝おすすめ〟商品をご紹介!


1.猿島チップス

クセになる〝わかめしお味〟に手が止まらない?


2.猿塩

「意外とこの料理に合う!」など、ぜひ教えてくださいね~!


3.猿麺

横須賀市内に店舗を構える「よこすか猿麺(横須賀市大滝町2-14)」へもぜひ足を運んでみてください!
▼「よこすか猿麺」の詳しい情報はこちら↓


4.猿どら

横須賀の老舗和菓子店といえば「さかくら総本家」。どら焼きのほかにも、神奈川県指定銘菓である「角なしさざゑ最中」が有名です!
▼「さかくら総本家」のホームページはこちら↓


以上、4選でした。

どれも「猿」が付いているので、猿島らしいお土産ではないでしょうか?
他にも横須賀市の名物「海上自衛隊カレー」(レトルト)などもご用意しておりますので、ぜひお立ち寄りください!


▼「猿島わかめ」とは?
猿島周辺海域で育てたわかめで、肉厚でありながら食べ応えは柔らかく、通常のわかめよりも味わい深いのが特徴的な横須賀市の〝ブランドわかめ〟です。

▼「三笠ターミナル」へのアクセスはこちら↓

2026.02.16
【20代も活躍中!】猿島の〝プロガイド〟って一体どんなヒト??

横須賀の沖合に浮かぶ「猿島(さるしま)」-。

東京湾内では最大の無人島であり、そして唯一の自然島でもあるこの島が、実は〝歴史がとっても深い島〟だということをご存知でしょうか?

SNSやテレビ等を通じて「レンガと自然が融合したような景色が見られる!」と、なんとなく猿島に対するイメージを持っている方もいると思います。
その景色を一目見に来ていただけるだけでも大変嬉しいですが、歴史深いこの島をより知っていただくとさらに満足度が上がるのではないかと思うのです…!

そんな時、ぜひ参加していただきたいのが<無人島・猿島「探検」ツアー>
より分かりやすい案内はもちろん、参加者の皆さまに楽しんでいただけるように〝プロガイド〟とともに島内を巡ります!

オイシイ見どころをサクっと周る【ベーシックコース(所要時間:30分)】と、ツアー限定公開の弾薬庫や兵舎の中に入る【アドバンスコース(所要時間:60分)】の2つをご用意。
ご自身のスケジュールなどに合わせてお好みのコースに参加してみてください◎

さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事ではそんな〝プロガイド〟を紹介してみたいと思います!
ベテランから20代の若手まで幅広いガイドが在籍しており、今回は若手ガイドにフォーカスしてみました。

もしかすると、皆さまをご案内するガイドかも…?



幅広い人材が活躍する〝プロガイド〟をちょこっと紹介でした。
ツアー終了後などの空いた時間で、ガイドに気になる質問はもちろん、本記事をご覧になってのお話などもお気軽にしてみてください◎

猿島に点在する遺構は、見ただけでは何の用途で造られたのか、不明なモノがあったりします。
本ガイドツアーは、そんな皆さまの「?」を楽しみながら案内していくツアーですのでぜひご参加いただければと思います!

各回定員が限られていますので、ご来島前に下記WEBサイトから事前予約をしていただくと確実にご参加いただけます。

※会員登録が必要となります。

それでは皆さまのご来島・ご参加をお待ちしておりますっ!

2026.02.16
【終了しました】新年初めはやっぱり運試し!【LINE企画】

※本企画は2026年2月28日(土)に終了しました。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!

2026年はいったいどんな年になるのか・・・
まだ発表できないことばかりですが、どれもきっと皆さまに〝ワクワク〟していただけるような企画が進んでいますので、時が来たら発表できればと思います。(お楽しみに!)

さて、新年といえば〝運試し〟をしたくなりませんか?
初詣の際におみくじを引いたり、はたまた商店街などの福引をしてみたり…
いくつになっても、紙をめくる瞬間はワクワクしてしまいます。

というわけで・・・
猿島航路と軍港めぐりで、福引を実施します!!

名付けて【2026年 LINE友だち限定 福引チャレンジ】~!

「無人島・猿島」と「YOKOSUKA軍港めぐり」のLINE友だち限定で福引チャレンジを配信します!
見事当たれば<乗船料〝半額〟クーポン>をGET!
当選確率は26名に1名当たる!という、2026年にちなんだ数字で設定しました。

福引チャレンジの他にも期間中、何度でも使用可能な【乗船料10%オフクーポン】をプレゼント!

友だち登録をするだけで誰でもお気軽にチャレンジ可能です。
下記リンクから登録をしてぜひチャレンジしてみてください!

「無人島・猿島」の友だち登録はこちら
https://lin.ee/ZwMsnBl

「YOKOSUKA軍港めぐり」の友だち登録はこちら
https://lin.ee/dBf1CM4


▼クーポン概要
(1)配信期間
2026年1月1日(木)8時00分~2月28日(土)まで

(2)有効期間
2026年1月1日(木)始発便~2月28日(土)各航路最終便(猿島15時30分/軍港15時00分)まで

(3)割引額
・乗船料【半額】(抽選で当たる)
・乗船料【10%割引】(もれなく全員にプレゼント)
※猿島の場合、別途入園料が発生し、入園料は割引対象外となりますのでご注意ください。

(4)注意事項
・いずれもクーポンは1枚につき、4名様までご利用いただけます。
・福引抽選チャレンジ・半額クーポンのご利用は1回までとなります。
・乗船後のクーポンのご利用は不可となります。
・割引クーポンご利用対象期間は、2026年1月1日(木)~2月28日(土)までが対象です。
・本クーポンはその他割引との併用はできません。


▼お問い合わせ
株式会社トライアングル
046-825-7144(9:00〜17:00)

2026.02.04
【終了しました】横須賀市立学校の生徒は乗船料が無料!【2/15は猿島へ!】

※本企画は2026年2月15日に終了しました。

2/15(日)は横須賀市の119回目の誕生日。
この記念日にあわせて、猿島航路では横須賀の市立学校に通う生徒を対象に、乗船料が無料となるキャンペーンを実施します。

猿島は、横須賀の海に浮かぶ、たったひとつの無人島。
三笠桟橋から船に乗って約10分。潮風を感じながら海を渡る時間は、子どもたちにとってちょっとした冒険です。島に着くと、緑に包まれた遊歩道や、歴史を感じるレンガ造りの遺構が迎えてくれます。
実はこの猿島、横須賀に暮らしていても「行ったことがない」という方が意外と多い場所でもあります。

今回のキャンペーンには、「自分たちのまちの魅力を、体験を通して知ってほしい」という想いが込められています。遠くへ出かけなくても、横須賀にはワクワクする場所がある。そんな気づきは、子どもたちの心に自然と残っていくものです。

小さな頃に体験した景色や出来事は、大人になってからふと思い出す〝心の風景〟に。
「昔、家族と猿島に行ったな」「学校の友達と船に乗ったな」-。
そんな記憶が、将来また猿島を訪れたり、誰かにおすすめしたくなったりするきっかけになってくれたら嬉しいです!

市制施行記念日という特別な日に、あらためて猿島の魅力に目を向けてみませんか。
猿島で過ごす一日が、子どもたちにとって、そしてご家族にとって、心に残る思い出になることを願っています。

ご利用にあたっての注意事項

・本企画は2026年2月15日(日)限定です。
・横須賀市内の市立学校に通う生徒は【乗船料・入園料】が無料となります。
チケット窓口にて口頭で学校名をお伝えいただくか、学生証をご提示ください。
当日、チケット窓口にて申告した場合のみ割引適用となります。チケット購入後の適用はできませんのでご注意ください。


■お問い合わせ
株式会社トライアングル
046-825-7144(9:00〜17:00)

2025.12.01
「猿島航路」乗船料改定のお知らせ


日頃「猿島航路」をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。

昨今の原材料価格や燃料費、人件費の高騰等の要素を総合的に判断し、2026年2月1日(日)より乗船料金を下記のとおりとさせていただきます。

今後一層、お客様本位のサービスの充実に努めてゆく所存でございますので、何卒、事情ご賢察の上、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

1.料金改定日
2026年2月1日(日)ご乗船より

2.改定後の料金

(1)A料金【大 人:2,000円/小学生:1,000円】
(2)B料金【大 人:1,800円/小学生:900円】
(3)C料金【大 人:1,600円/小学生:800円】

乗船日によって料金が変動いたします。
各料金の設定日は、猿島公式Webサイトよりご確認ください。
※上記乗船料の他に横須賀市が徴収する猿島公園入園料が別途かかります。

3.注意事項
※現在ご申請を頂戴しております旅行会社様はご申請いただいた時点での料金となり、2026年2月1日以降にご申請をされる場合には新料金が適用されます。
※2026年10月1日以降のご申請日および申請内容の変更は新料金が適用されます。
※「横須賀市民割」はご乗船日の料金の半額となります(横須賀市内在住の方は、ご本人様の現住所が確認できる身分証明書をご提示ください)。
※「障害者割引」などの各種割引も、ご乗船日の料金が基準となります。


ご不明な点がございましたら、お気軽にトライアングル予約センター(046-825-7144)へお問い合わせください。
ご理解いただけますよう、重ねてお願い申し上げます。

株式会社トライアングル
猿島航路スタッフ一同

2025.11.03
【お知らせ】弊社サービスにおけるアンケートにご回答いただいた皆さまへ

2025年7月から「無人島・猿島」および「YOKOSUKA軍港めぐり」で実施しているアンケートに関して、記念すべき第一回のプレゼント抽選が終了しましたのでご報告させていただきます!

皆さまからのたくさんの声、しっかり届いています!
今回は、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で、【三浦半島にちなんだプレゼント】をお送りしました。ご当選の皆さま、おめでとうございます。

アンケートを通していただいたご意見は、これからのサービスづくりの参考にさせていただきます。
「こうなったらもっと楽しい」「こんな企画があったら行ってみたい」—。そんな声が、実際のイベントやキャンペーンにつながるかも?

次回のプレゼント抽選は、2025年12月下旬を予定しています!
猿島ならびにYOKOSUKA軍港めぐりにお越しの際には、アンケートにご回答いただき、プレゼントをゲットしてください!


■アンケート対象者
「無人島・猿島」および「YOKOSUKA軍港めぐり」をご利用いただいた方
■調査期間
2025年7月7日〜9月30日
■調査方法
各所に掲示しているポスター内のQRコードから回答
■回答者数
猿島航路:1,046名
YOKOSUKA軍港めぐり:1,455名


株式会社トライアングル スタッフ一同

2025.09.26
【終了しました】横須賀に眠る日本遺産をプロガイドとめぐるスペシャルツアー

※本ツアーは2025年10月25日に終了しました。

横須賀は、日本近代化の躍動を体感できる街として〝日本遺産〟の構成文化財が多くあることをご存知でしょうか?

その中でも、かつて東京湾要塞として日本を守ってきた「猿島砲台」や「千代ヶ崎砲台」をはじめ、観音崎・走水(はしりみず)地区の砲台群、走水水源地などは、よこすかルートミュージアムとして代表的なサテライトにも登録されています。(よこすかルートミュージアムについてはこちら

今回は、上記でご紹介した、横須賀の東海岸に点在する日本遺産を船で繋ぐ特別なツアーをご用意しました。しかも、「猿島」と「千代ヶ崎砲台」はプロガイドの案内付き!

さらに、このツアーでは、日本初の西洋式灯台「観音埼(かんのんさき)灯台」や日本最古級の和式灯台「燈明堂(とうみょうどう)灯台」、世界的に希少なレンガドライドック「浦賀ドック」もツアー途中の船の上や寄港地から見ることができるのです。

横須賀ならではの〝要塞と歴史が特盛〟激レアツアーにあなたも参加してみませんか?


▼概要


※本ツアーは終了しました。10/25更新


▼注意事項
(1)予約について
・障害者割引を含む各種割引の設定はありません。
・本ツアーは、急な坂や突起物、ぬかるみ、足場の悪い箇所が数多くあるため、未就学児の方は参加できません。また自力又は補助者が付いて安全に歩行が可能である小学生以上の方が参加対象です。
・本ツアーは「自力又は補助者が付いて安全に歩行が可能である方」と定めていますが、参加者がすべてのコースを回るためには、介助なしで2時間以上歩行できることを目安としていただき、杖をついての歩行、介助が必要な方等は安全のため、ガイドがすべてのコースを回ることができないと判断した場合においては、ツアーの途中であっても船内もしくは安全な場所で待機していただくことがありますので、あらかじめご了承ください。
・小学生/中学生のみでの予約、参加はできません。必ず付き添いの保護者の方と予約、参加をお願いいたします。
・集合場所(三笠ターミナル)と解散場所(浦賀ドック)が異なるため、公共交通機関でお越しください。
・お客様都合でのキャンセルの場合、弊社が規定するキャンセル料をいただく場合がございます。
※キャンセル料※
 1.旅行開始日の前日から起算してさかのぼって10日前まで→旅行代金の20%
 2.旅行開始日の前日から起算してさかのぼって7日前まで→旅行代金の30%
 3.旅行開始日の前日→旅行代金の40%
 4.旅行開始日当日(旅行開始前)→旅行代金の50%
 5.旅行開始後又は無連絡不参加→旅行代金の100%

(2)ツアーについて
・当日は8:45までに三笠ターミナル(横須賀市小川町27-16)1Fにお集まりください。
・本ツアー、は自由行動および途中離脱はできません。必ずガイドまたはスタッフの指示に従ってください。
・船は定刻通りに出航いたします。乗り遅れた場合の参加はできません。その際の返金は出来かねますのでご了承ください。
・船が途中、大きく揺れる場合があります。船酔いが心配な方は酔い止め薬などを事前にご準備ください。
・船内にトイレは2箇所あります。
・船内及びツアー中は禁煙です。
・ペット同伴での参加はできません(盲導犬・介助犬を除く)
・猿島公園、千代ケ崎砲台跡、浦賀ドックは貴重な文化財の為、いたずらや傷付ける行為等は絶対にお止めください。
・気象・海象により、本ツアーが中止となる場合、前日の15時すぎにご予約いただいたメールアドレスにご連絡いたします。
・集合場所(三笠ターミナル)までの交通費、また解散場所(浦賀ドック)からご自宅までの帰りの交通費は別途お客様負担となります。
・解散場所である浦賀ドックは自由見学できません。スタッフが浦賀ドック出口まで誘導いたします。
・本ツアーは、横須賀市の「令和7年度ルートミュージアム周遊促進事業奨励金」を活用して実施します。ツアーにおける電子アンケートのご協力をお願いいたします。
・本ツアーは、トライアングルが企画・募集し実施する旅行です。
ご旅行条件は、下記条件のほか、コースごとに記載されている条件、確定書面(旅のしおり)および当社旅行業約款(募集型企画旅行契約の部)によります。
いずれの定めにもない事項については、法令または一般に確立された慣習によります。

●募集型企画旅行取扱条件説明書面についてはこちら
●旅行業約款についてはこちら


▼旅行企画・実施
登録番号:神奈川県知事登録旅行業第3-1016号
会社名:株式会社トライアングル
住所:横須賀市小川町27-16
電話番号:046-825-7144
E-mail:info@tryangle-web.co.jp
国内旅行業務取扱管理者:岩澤 博文


▼お問い合わせ
株式会社トライアングル:046-825-7144(9:00〜17:00)

2025.08.11
【終了しました】SARUSHIMA SUMMER TIME【航路時間延長】

※2025年8月24日をもって本企画は終了しました。

■SARUSHIMA SUMMER TIME

上記の日程に限り猿島航路運航時間を延長します!
通常は17:00で最終便となりますが、上記期間は18:30が最終便となります。

※青色の時刻が上記期間中のみ増便となります。
※雨天や強風などで【SARUSHIMA SUMMER TIME】は中止となります。詳しい運航状況はこちらをご確認ください。
※【SARUSHIMA SUMMER TIME】が中止の場合は、青色の時刻の運航はございません。
三笠発16:30以降は、猿島島内の史跡エリアには入れません。
猿島オーシャンズキッチンは18:00まで営業しております。
※三笠ターミナルの営業時間は19:00までとなります。

さらに【SARUSHIMA SUMMER TIME】期間に合わせて、さまざまなコンテンツをご用意しました。
この機会に、夕暮れ時の無人島を満喫してください!


■SUMMER TIME PASS

上記の日程に限り、三笠発15:00便以降の乗船限定で〝おトクな乗船券〟を販売します!
通常乗船料「1,500円」がなんと500円引きの【1,000円】に!

夕暮れ時の猿島は滅多に立ち入ることができない、大変貴重な機会。
そんな〝無人島タイム〟をおトクに満喫してください。
(※三笠発16:30便以降は、猿島島内の史跡エリアには入れません。)

小学生以下は「さるしまお子サマーキャンペーン」適用のため、乗船料が無料になります。
「さるしまお子サマーキャンペーン」については、こちらをご確認ください

購入方法は下記のいずれかから。
1.三浦newcalにて事前予約(こちらのページから)
2.猿島公式LINEを友だち追加してクーポンを取得し、来島日当日に三笠ターミナルチケット窓口で提示(友だち登録はこちらから
※クーポンの配布は6/27(金)を予定しております。
※クーポン利用可能時間は、開催日の15:00以降となります。


■猿島「探検」ツアー<夕暮れ編>

猿島の最大の魅力でもある、島内に遺された遺構と自然が交じり合う〝史跡エリア〟―。
三笠発16時30分以降は立ち入り禁止となるのですが、本ツアーは、誰もいない史跡エリアをガイドとともに探検できる45分間の特別なツアーです!

さらに今回は、普段は施錠されている「弾薬庫」の中にも潜入することができちゃいます。
誰もフレームインしない、猿島本来の姿をご覧いただく貴重なチャンスをぜひ!

ご予約はこちら(三浦newcal予約サイトに移動します)
※小学生以上一律料金となります。
予約で定員に達した場合、当日受付は行いません。
※事前予約は、開催日の前日23:59まで予約可能です。

●注意事項
・本ツアーにご参加の場合は、【三笠発16:30便】までに乗船し、猿島へお越しください。
・ご参加いただくには「猿島航路往復乗船券」が別途必要となります。なお、乗船券は三浦newcalでもお買い求めいただけます。
(※15:00以降に猿島に行く場合は、こちらからお得な乗船券をお買い求めいただけます。)
・事前に猿島公式ホームページにて運航状況をご確認ください。
・雨天等で「SARUSHIMA SUMMER TIME」の運航を中止する場合、本ツアーも中止となります。三浦newcalにて事前予約されたお客様へは、当社から一斉キャンセル処理を行います。なお、その際のキャンセル料は発生いたしません。
・島内には足元が悪い箇所もございます。ご参加の際は、歩きやすい靴でのご参加を推奨しております。


■SARUSHIMA GRILL

海から見て左側の砂浜に、地産地消の食材を専用コンロでサクッと焼いてお召し上がりいただく、お手軽な串焼きBBQスペース「SARUSHIMA GRILL」が新登場!

お肉や海鮮、野菜などの食材が串にささった〝BBQ串〟を300円からお召し上がりいただけるほか、韓国ビールをはじめとするBBQにピッタリなアルコール、ソフトドリンクも販売しています。

セルフBBQの楽しみ方とっても簡単。
「SARUSHIMA OASIS」でお好きなBBQ串を購入したら、テントの下で焼くだけ!
面倒なBBQ機材の準備は必要なし、猿島の新しいBBQスタイルをぜひ体験してください。

販売メニューはこちら↓

●注意事項
・営業時間は10:00〜18:00(BBQスペースは11:00〜LO17:00)となります。
・強風や荒天時は、中止とさせていただく場合がございます。
・「SARUSHIMA GRILL」内のコンロは、「SARUSHIMA OASIS」にてBBQ串をご購入されたお客様のみご利用いただけます。
・「SARUSHIMA OASIS」にて販売するBBQ串はお持ち帰りいただけません。
・20歳未満のお客様へは酒類の販売ができません。
・お支払いは現金またはPayPayのみとなります。


■猿島航路が再開してから今年で30年!
他にも様々な取り組みをしていきますので、最新情報はこちらからご確認ください。

■お問い合わせ
株式会社トライアングル
046-825-7144(9:00〜17:00)

共催:パークコミュニティよこすか(猿島公園指定管理者)
後援:横須賀市

2025.08.11
【終了しました】さるしまお子サマーキャンペーン【夏休みのお出かけに】

※2025年8月31日をもって本企画は終了しました。

猿島航路再開から30周年を記念して、2025年7月19日(土)~8月31日(日)の期間中、

すべての小学生以下を対象に猿島への乗船料が無料になるキャンペーンを実施します!

小学生料金通常価格「1,000円(乗船料750円+入園料250円)」のところ、この期間は「250円(入園料のみ)」と超おトク。(入園料は横須賀市が徴収しています)

この夏の思い出作りは東京湾に浮かぶ最大の無人島「猿島」はいかがですか?

■ご予約はこちら→三浦newcal(外部サイトが開きます)


無人島「猿島」は、横須賀市街から海を眺めるとぽっかりと浮かぶ不思議な島-。
都心からおよそ1時間で行けちゃうこの島には、実はたくさんの〝ヒミツ〟が隠されているのです…!

360度海に囲まれた猿島へは、三笠桟橋から船で片道およそ10分。
船に乗るのが初めてのお子さまでも安心して遊びに行けるのも魅力のひとつ!

猿島到着後、島内の奥へと進んでいくと、大きな石で積まれた石垣や、レンガでできた謎の構造物、鳥の鳴き声や、たくさんの緑に包まれた光景が・・・。

都会では感じることのできない猿島ならではの〝異空間〟をぜひご家族で体験してください。


無人島・猿島の乗船券ご予約はこちらから
※さるしまお子サマーキャンペーンは、7/19(土)〜8/31(日)までの限定割引となります。

■猿島航路が再開してから今年で30年!
他にも様々な取り組みをしていきますので、最新情報はこちらからご確認ください。

■お問い合わせ
株式会社トライアングル
046-825-7144(9:00〜17:00)

2025.06.13
【30周年記念企画】7/7の猿島航路は〝全員無料〟

※2025年7月7日をもって本企画は終了しました。

2025(令和7)年7月7日、猿島航路が再開してから30年を迎えます。
これもひとえに、乗船いただきましたお客様をはじめ、地元関係者、船舶関係者、その他たくさんの方々に支えられてこそのことです。
株式会社トライアングル社員一同、あらためまして感謝申し上げます。


今年の7月7日(月)は、猿島航路が再開してから30年という記念すべき日-。
この日は皆さまへの感謝を込めて〝猿島航路を無料〟で運航させていただきます!

猿島航路の再開以来、これまでに300万人を超えるお客様にご乗船いただきました。
これまでご利用いただいたすべてのお客様に心より感謝申し上げます。
今後も、より良いサービスの提供に努めてまいりますので、変わらぬご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

この他にも猿島では様々な取り組みがスタートします。
詳細情報は「猿島航路再開30周年特設サイト」をご確認ください。


■30周年記念「感謝をこめて今日は0円!」
2025年7月7日(月)にご乗船いただくお客様を全員無料とさせていただきます。

※当日は、三笠ターミナルにて無料チケットを受け取ってからご乗船ください。
※猿島航路の運航情報はこちらからご確認ください。
※本企画に伴い、三浦newcalでの7月7日(月)当日のご予約は停止しています。

■お問い合わせ
株式会社トライアングル
046-825-7144(9:00〜17:00)

2025.04.24
【休日も使える】軍港めぐり←→猿島 をハシゴすると《2つめ半額》【人気スポットをおトクに巡ろう】

三浦半島は、首都圏から日帰りで行ける場所。
そう、思いついたらすぐ行けるのが特長の1つかもしれません!

もし三浦半島、横須賀近辺で遊ぶなら、「YOKOSUKA軍港めぐり」と「無人島・猿島」を超おトクにハシゴできる方法が!
しかもちょっとした工夫で極限まで安くできる・・・かも!?
今回は、そのやり方をこっそり教えますっ



人気スポットの〝ハシゴ〟がおトク!?

まず注目したいのが【お得割】!
なんと、《「猿島」と「軍港めぐり」の両方に乗れば、2つめの乗船料が【半額】になる》という、いたってシンプルなルールなのです。

2つめに乗る時、窓口で1つめに乗った半券を提示するだけ。
横須賀の人気スポット2つをめぐることができますから、かなりおトクなのではないでしょうか!

ただし!注意点が2つ。
(1)YOKOSUKA軍港めぐりは事前に必ず予約を!
(2)猿島はチケットの買い方要注意!(下記参照)
これに注意すれば、おトクなハシゴができますよ〜!


どんな金額になるのかシミュレーション!

ではさっそく、いったいどんな金額になるのかを各パターンで検証してみましょう。

まずは【軍港めぐり(基本料金日)】からスタートした場合。

この場合、後から乗る猿島航路の乗船料がお得割で50%引きになります。
大人2人なら通常よりも1500円割引に!
ただし猿島航路は、デジタルチケット(猿島探検ツアーセット券含む)ではこの割引はありません。必ず三笠ターミナル窓口に軍港めぐりの半券をご提示ください!


これが最安!?衝撃の割引はこれ!

しかし!
これを上回るマル秘ワザが!
デジタルチケットで【無人島・猿島】からスタートして【YOKOSUKA軍港めぐり】へ向かえば、こんな料金になります。

ただしこの場合、スタートの猿島は三浦newcal猿島デジタルチケットを買えば100円引き
さらに後に乗るYOKOSUKA軍港めぐり窓口で、猿島デジタルチケットの画面を必ず見せてくださいね(乗船後のものに限ります)!

この場合、大人2人でなんと2400円もおトクに。
予定がバッチリ決まっている場合は、このルートはいかがでしょうか。

ただし、土休日のYOKOSUKA軍港めぐりは混雑が予想されるので、こちらから事前に予約しておくことをおススメします。
この予約だけでは決済はされませんので、まずは便を押さえておきましょう。


日帰りの王道ハシゴコースはこちら!

おトクの内容が分かったところで、いったいどうやって〝ハシゴ〟すればいいの?
いちばんおトクな料金が実現する「猿島発ルート」で、地元おススメの行程をご紹介します!

午前中に猿島に行き、午後は14時便で軍港めぐりというプラン。
YOKOSUKA軍港めぐりは15時発、日によっては16時発の便もあるので、軍港めぐりの午後便を活用して行程を立てるのがコツかも!

一方、軍港めぐりに先に乗るコースだと、
YOKOSUKA軍港めぐり10時便→猿島へは13時半便で渡る、がベストになりそう。
最終は猿島発17時の便です!


半径5キロのタイムスリップ!?

令和の〝いま〟の光景が広がっているのがYOKOSUKA軍港めぐり。
そして幕末から昭和の貴重な遺構が見られるのが無人島・猿島——。

まったく雰囲気が違う2つの場所を歩いて15分くらいで移動できるのが、このエリア。
いよいよやって来るゴールデンウィークは、そんな〝半径5キロの異世界トリップ〟をおトクに体験してみてはいかがですか?


■「お得割」ご利用の注意点

●YOKOSUKA軍港めぐりは事前に便をご予約ください。
●猿島デジタルチケットご利用の際は、乗船後の画面を窓口にご提示ください。
●「軍港めぐり→猿島」でお得割をご利用の場合、猿島探検ツアーセット券は対象外となります。

<お問い合わせ>
トライアングル予約センター 046−825−7144(9時〜17時)

2025.03.25
【猿島へ行く前に!】8000年の歴史が眠る神秘の島〜マンガで分かる! 超ざっくり振り返る無人島・猿島史【2025年版】

史跡さんぽやBBQ、釣り・・・さまざまな楽しみ方がある無人島・猿島。

しかし、〝そもそも「猿島」って、何? いつからあるの? 人いたの? 猿いるの?〟というギモンをよく聞きます。
そこでさまざまな史料をひも解いてみると・・・なんとこの島には少なくとも8000年の歴史がっ!

今回は、その長~い歴史を超ざっくりと振り返ってみたいと思います。

これを見れば猿島トリップがもっと面白くなるっ!
猿島トリップの予習・復習にもピッタリな内容です!それでは・・・

結局のところ、猿島の猿はいるの?いないの?


■ 縄文人も夏のレジャーに訪れていた!?

猿島の山頂にある展望台

戦時中は「防空監視所」、そして戦後は〝(仮面ライダーの)ショッカーの基地〟として知られるこのエリアですが、何と約8000年前に使われたと思われる縄文式土器のカケラと石器が発見されています。
また、続く弥生時代(約1800年前)の地層からは、弥生式土器のカケラや動物の骨、石包丁そして焚火の痕跡が!

この頃から一貫して、島に人が住んでいた様子はありません。しかし、漁などで一時的に島に滞在した人がいたと思われます。
ひょっとしたら、縄文人は夏のレジャーで猿島ピクニックをしていたのかも!

現在は立ち入り禁止で謎な建造物と化している展望台


■ 白猿&大蛇が登場!~〝猿島・日蓮伝説〟の誕生~

話はいきなり飛んで鎌倉時代。
1253(建長5)年、日蓮宗の宗祖・日蓮(にちれん)による〝決死の航海〟がついに敢行されます。

話はやや長いので、ざっくりと4コママンガにするとこんな感じ!

【4コマ日蓮劇場】なぜ猿島が猿島と呼ばれているのか?(諸説あり)

このことから、かつて「豊島」(としま)と呼ばれていた島が〝猿島〟と呼ばれるようになったと考えられています。


■30秒でざっくり分かる!猿島大蛇伝説!

しかしっ!
猿島をめぐる謎の生物は猿だけではありません。
文献によると、なななんと、大蛇が存在したとか!

こちらも4コママンガで見てみましょ。

【大蛇伝説】千葉からはるばるやってきた!(諸説あり)

この洞窟は江の島・岩屋の洞窟とつながっているとかいないとか!

大蛇らしきものが飛んでいくのを三浦半島だけでなく房総半島の人も目撃したという記録も!

あ、諸説あります、ええ。

ちなみに文献によると、この大蛇はもともと千葉県・印旛沼にいましたが、東京湾の主であったホラガイとバトルとなり、ホラガイに投げ飛ばされてできたのが猿島、というスゴい説も。
何とも武勇伝が多い大蛇であります。

伝説の一戦(想像図)

いずれにしても、ものすごい伝説がたくさんあるくらい、地元の人たちには神聖な存在とされてきました。
かつて猿島には春日神社の社(やしろ)があり、近所の漁師さんたちは毎朝、漁に向かう時に船上から猿島へ向かって安全を祈っていたといいます。

そもそも「猿島に人は住んでいたの?」と思ってしまいますが、島の大半の土地は春日神社が持っていたことや、神聖な土地ということから、定住していた人はいなかったようです。

しかし!

それが一変する状況が訪れます。
やがて日本軍が島を管理することになり、春日神社は陸側へ移動(→もちろん現存!)。
時代の大きな波に容赦なく巻き込まれていくことになります。

そのきっかけの1つとなったのは、やはりあの男・・・・・。


■ 台場をつくったら、あの男がやってきた!

江戸時代後期になると、異国船が次々にやって来たことから、江戸を守るために東京湾の守りを固める必要に迫られます。
そこで1847(弘化4)年、島内3カ所に台場が築かれ、15基の大砲が置かれます。
すると6年後の1853(嘉永6)年、ついにアメリカから4隻の黒船艦隊がやって来るのです!

幸いにも武力衝突は避けられましたが、アメリカ東インド艦隊司令長官、マシュー・ペリーの船は滞在中、猿島沖に停泊。
その時、猿島を「ペリーアイランド」と勝手に名付けたとか!

ペリー提督による命名の瞬間(想像図)

ペリーが来たのもつかの間、1855(安政2)年、前年の南海トラフ大地震に続いて「安政江戸地震」が起こり、台場は壊滅的な被害を受けてしまいます。
そのため、幕府は猿島台場を放棄することになります。


■ 猿島、ついに要塞化スタート!

1877(明治10)年、横須賀港が海軍港に指定され、猿島は海軍省の管理下に。
この時、今も島に残っている「海軍港碑が築かれます。

現存する「海軍港碑」はなにげに築140年ほど!(猿島島内)

そして1881(明治14)年、海軍省から陸軍省へ移管され、陸軍工兵隊によって本格的な〝猿島砲台(要塞)〟がつくられていきました。


■ またもや〝アレ〟で大被害!

着々と防御施設がつくられていった猿島ですが、1923年(大正12)年9月1日11時58分、すべてをひっくり返すような出来事が起こります。

そう、関東大震災──。

相模湾から山梨南部を震源とするM(マグニチュード)7.9とも8以上とも言われる揺れが48秒間続き、M7程度の余震も6回連発。
これにより、またもや猿島砲台は甚大な被害を受けます。

すでにこの頃には戦争の形態も変わり、「そもそも砲台って、必要?」という時代になっていたこともあり、陸軍は1925(大正14)年に猿島を放棄。
再び海軍が、今度は横須賀港を守る〝防空砲台〟として新たに整備することになったのです。

1941(昭和16)年には高射砲陣地がつくられ、「8cm高角砲4門」「12.7cm連装高角砲2基4門」「防空指揮所」「探照灯」(サーチライト)などを次々と設置していきました。これらの跡は今でも残っています。

しかし・・・!

射程距離は高度約8000mだったので、それよりも高い10000mの高さを飛んで来るアメリカのB29爆撃機には、ほぼ当たらなかっとか・・・。
結局ほとんど実戦に参加することなく、終戦となります。

この場所に「12.7cm連装高角砲」がっ!(猿島島内)


■ 島の持ち主は・・・誰!?

終戦を迎えた1945(昭和20)年。
8月30日に連合軍が猿島に上陸するのを海岸で待っていたのは、竹に白布を括り付けた3名の兵士だったといいます。
そして40~50名のイギリス軍兵士が上陸し、武装解除となったのです。
島の一部は、機雷に反応しないように不必要な磁気を船体から除く「消磁ステーション」として米軍に接収されました(返還は1961年)。

正面奥の壁には、連合軍上陸時に警戒のため撃たれた機関銃の跡があるとか

戦争中は軍の持ち物だった猿島ですが、戦後は国のものに。
扱う官庁は・・・大蔵省(現財務省)。「管財局」というセクションが、管理をすることになりました。

そして、ついに民間人が島へ渡ることができるように。
1947(昭和22)年、とある会社が渡船を開始しました。
軍オンリーの島となってから60年あまり。ついに一般人が足を踏み入れたのですっ!
やがて1957(昭和32)年には海水浴場がオープンし、折からの海水浴ブームに乗ってたくさんの方が猿島へ向かいました。

この頃に猿島で海水浴を楽しんだ方も多いかと!

ところが、もろもろの事情により1993(平成5)年に航路は廃止され、再び島は立ち入り禁止となってしまったのです。


■ついに横須賀市のものに!

シーフレンドZero (猿島桟橋)

しかし、「島に行きたい!」「泳ぎたい!」「釣りたい!」という声が殺到。
そこで1995(平成7)年、横須賀市が国から管理委託を受け(その後無償譲与)、散策路などを整備。
東京湾に浮かぶ都市公園として、よみがえりました。
この時に運航を開始したのが、トライアングルのシーフレンド号。
今では「シーフレンド8」「シーフレンドZero」「NEW KUROFUNE」の3隻が、猿島航路の主力となって皆さまを島へお送りしています!

2022年には、たくさんの皆さまにご支援いただいた「猿島エコステーション」も完成。
“環境に優しい観光と学びの島”として新たなスタートを切りました。

以上、8000年の歴史をざっくりと振り返ってみました。

しかーし!

猿島にはまだまだ謎&魅力がいっぱい。
「国史跡」と「日本遺産」に指定された無人島へ、〝発見〟のショートトリップに出かけてみませんか?


◎さらにいろいろ知りたい!という方はこちら
猿島の歴史や自然などがコンパクトにまとまった「無人島・猿島オフィシャルガイドブック」が人気!
三笠ターミナルや猿島ビジターセンターで1冊500円でお買い求めいただけます。
猿島のお土産にもぜひ!


2025.03.25
【今年も気になる都市伝説】猿島には花粉があまり飛んでないらしい説は本当?【軍港めぐりはどうなの】(再掲)

春真っ盛りの三浦半島。
あっという間にサクラが開花し、お出かけにピッタリの季節がやって来ました。

しかーし!!

この時期は、今や国民の半分弱が悩まされているという【花粉症】がもれなく付いてくるという、一部の人にとってはいまいましい季節でもあります。

花粉、マジつらい!
でも、お出かけもしたい!

という永遠のジレンマを解決してくれる・・・かもしれない場所が実はあるのです。

それが────無人島・猿島!
東京湾の真ん中に浮かぶこのフシギな島にはいったい何が隠されているのでしょうか?


スタッフは語る!!

実は猿島に毎日行っているスタッフの間には、数年前から『猿島って花粉少ないんじゃね?』という噂があります。

探検ツアーガイドAさん

 

探検ツアーガイドBさん

 

ベテラン管理人Cさん

 

新人営業マンDさん

※もちろん個人の感想です、ええ。

このほか、年に150日以上猿島に行っている管理スタッフEさんは「島にいる時はまるで花粉症ってことを忘れちゃうみたいに、全然症状が出ないです。本土に行くとひどいですけど」とキッパリ。

むむむ。

これはいったい何なのでしょうか?


花粉は本当に飛んでないの!?

花粉症がラク・・・かも!

という人がいる一方で、「いやいや全然変わらないけど」という人もいるので一概には言えませんが、全体的には〝何となく花粉がラクになっているような気がする〟という体感。
ええ、筆者ももちろんそうです。

これはいったいどういう理由があるのでしょうか?
何となく考えてみました。

■説1 舗装されていないから説

島にはほとんどアスファルトの場所がないので、花粉が道路にたまらず、結果として花粉の総量が少ないのでは?という説。ふむふむ。

■説2 花粉が海に落ちる説

陸から1.7km離れているので、島へ届く前に海に落ちてしまうという説。上記Cさんの「風が弱ければ」という発言がヒントになりそう。

■説3 海の湿気によって花粉に水分が加わって飛び散らない説

雨の日に花粉症がラクになるように、海を渡る間に水分を含んで、島へ着いた時には飛散しないようになっているのかも。おっと、納得しかかりました。

■説4 島から何らかの花粉撃退バリアが出ている説

この説を当局に問い合わせてみましたが、有るとも無いとも、期日までに回答はありませんでした。・・・嘘です。

■説5 すんごい景色を見たら花粉症なんて忘れちゃう説

自然と歴史が織りなす無人島の非日常の景色を見れば花粉症なんて!・・・ごめんなさい。

信じるか信じないかは、あなた次第───。


非日常と言えば、猿島へ向かう三笠桟橋から歩いて15分くらいのところから出る「YOKOSUKA軍港めぐり」もおススメ!

案内人の楽しい徹底生解説があるから予備知識不要
自衛隊やアメリカ海軍の船をド迫力で眺められるとんでもないクルーズ!
日本最古のレンガドックや超極秘地帯をじっくり見られる45分の超絶体験
汐入ターミナルでは横須賀ならではのお土産がズラリ

そして、海の上は花粉が少ない・・・・・かも!?

花粉に関しては信じるか信じないかはあなた次第ですが───猿島&軍港めぐりに〝非日常〟があふれているのは信じてOK

春の横須賀でレア旅のハシゴはいかがでしょうか?

2024.12.18
【今年で124歳】横須賀の象徴「記念艦三笠」ってどんな船?【船マニアが徹底解説!】

猿島航路が発着する三笠ターミナルのすぐ横で圧倒的な存在感を放つ灰色の船、「記念艦 三笠」
所在地の「三笠公園」や「三笠ビル商店街」など、その名を借りた場所は市内にも数多く、軍港横須賀の象徴と言っても過言ではないでしょう。

そして11月8日は「三笠」の誕生日!なんと今年で124歳を迎えました。

日本近代史の貴重な生き証人、「記念艦三笠」の魅力を、この機会にたっぷりとお伝えします!

<INDEX>

・「三笠」ってどんな船?一隻の戦艦が歩んだ歴史
・貴重な歴史遺産に乗艦!歴戦の”戦艦”を感じてみよう
・提督の仕事場見学!東郷司令長官の足取りを辿る
・歴史の生き証人「三笠」が今に伝えるものとは?


「三笠」ってどんな船?一隻の戦艦が歩んだ歴史

「三笠」は日本海軍の黎明期を支えた軍艦。明治時代、まだ大型軍艦を建造できなかった日本がイギリスに発注した戦艦です。

提供:三笠保存会

イギリスの造船所で1900年11月8日に進水した三笠。
工事を完了して日本に引き渡されたのはそれから2年後。スエズ運河を経由した2ヶ月以上の大航海を経て、ここ横須賀の地で出迎えられました。

日露戦争、シベリア出兵など、日本の歴史に残る数多くの戦いに参加した戦艦三笠ですが、なかでも最も有名で、最大の武勲を挙げたのが「日本海海戦」
ロシアのバルチック艦隊を迎え撃つべく日本海軍が総力をあげて編成した連合艦隊の旗艦をつとめ、かの有名な丁字戦法「東郷ターン」の先頭で戦いました。
NHKで現在再放送中のドラマ「坂の上の雲」にて、その勇姿をご存知の方も多いのではないでしょうか?

戦艦三笠は世界で唯一現存する前弩級戦艦として、また同じく日本海海戦に参加したロシア海軍防護巡洋艦アヴローラ(オーロラ)と並ぶ世界最古級の鋼鉄艦として、文化財や産業遺産など様々な面で貴重な存在なのです。


貴重な歴史遺産に乗艦!歴戦の”戦艦”を感じてみよう

乗艦するとまず目の前に現れるのが、大迫力の「主砲塔」

直径30センチ、重量400kgの砲弾を10km先まで飛ばすことができた、当時世界最大級の艦砲です。
この中で40人の水兵が大砲を操作していました。

戦艦として最大の武器であり、最後の切り札でもある主砲。
どんな攻撃を受けても大丈夫なように、約35センチ(14インチ)という途方もない厚さの装甲によって守られています。

艦内にある金庫のような分厚い扉では、この装甲板の断面を見ることができます。

成人男性の筆者の手と比較しても、この分厚さ。もはや装甲板というより鉄塊です。

船の側面には速射砲がずらりと並んでいます。
この大砲、見学者も当時と同じように向きを操作して変えられるのです!
模造砲ではありますがとても精巧に作られていて、当時とほとんど変わらない雰囲気です。
ぜひ水兵さんになりきって、日本海海戦を体感してみませんか?

戦う船である軍艦は、たくさんの装備や物資がひしめき合っていて乗組員のために使えるスペースはわずか。
戦艦三笠には900人の乗組員が乗艦していましたが、そのうち個室を持つことができたのは司令長官以下約30名の上級士官のみでした。
ではその他の水兵さんはどこで寝るのでしょうか…?
その答えは天井の鉄骨に隠されています。

艦内の天井に見える鉄骨をよく見ると、あちこちにフックが発見できます。
これはハンモックの両端を引っ掛けるためのフック。
水兵さんたちはこのハンモックで毎日寝泊まりしていたのです!
戦闘に特化した船である戦艦三笠では、士官と一部の乗組員以外は食事や睡眠まで持ち場の近くで済ませていました。


先ほど紹介した速射砲の操作を担当する水兵さんは、なんと食事も寝床も屋外、さらに大砲の目の前!
戦艦三笠の戦闘力を支えた屈強な海の男たちの寝床、ぜひ探してみてください。

三笠は戦闘艦なので、敵の攻撃で壊れることが当たり前。
操舵室や司令塔などを収めた艦の中枢「艦橋」にいたるまで、前後に2つ設置されています。

当時の海軍艦艇では、戦闘が発生した際には司令官は厚い装甲で守られた安全な司令塔から指揮を行うのが一般的でした。
ところが、日本海海戦で東郷司令長官は艦橋にある吹き曝しのデッキの上に留まり続け、直接戦闘指揮を取りました。

提供:三笠保存会

日本海海戦の逸話といえばZ旗」の信号が有名ですが、三笠乗組員にとっては司令長官が自ら最前線に立つという勇敢な姿勢を見せたこともおおいに士気の高揚に繋がったことでしょう。


提督の仕事場見学!東郷司令長官の足取りを辿る

戦艦三笠いえば、歴史に名高い日本海海戦。連合艦隊司令長官 東郷平八郎大将の大胆な戦法、敵前大回頭と丁字戦法による劇的な完全勝利は世界各国に衝撃を与え、「Admiral Togo」は世界の海軍軍人で知らない者はいないほどの英雄となりました。
そんな東郷提督が直々に乗艦し、艦隊の指揮を執ったのがこの戦艦三笠。
記念艦三笠では、なんと長官室などの中に入ることができます。東郷司令長官が歩いたその場所を、実際に自分の足で体験してみましょう!

三笠の数少ない個室の一つである司令長官寝室は、東郷司令長官も使用したベッドルーム。
船が揺れても落ちないように、背の低い壁がついた箱型のベッドになっています。
下のスペースを引き出しにして有効活用しているのも、空間が限られている船らしい工夫です。

そして三笠の最も後ろに位置する2区画は「提督の仕事場」、長官室と長官公室。
「長官公室」は、連合艦隊旗艦としての中枢。
東郷平八郎司令長官秋山真之作戦主任参謀をはじめとする連合艦隊幹部が会合し、作戦会議や来賓の応接に使われました。
部屋の中央にあるマホガニーでできた大きなテーブルは、三笠の竣工当時から残る大変貴重なもの。
連合艦隊旗艦として108隻の軍艦を指揮し、日本海海戦を勝利に導いた頭脳は、まさにこの1室、このテーブルに集結していたのです!

艦の最も後ろに位置する長官室は、東郷司令長官の執務室として使われた部屋。
実際に東郷提督が海軍で使用していた執務机や、明治天皇の御真影など貴重な品々が並びます。
屋外のハンモックで就寝し、大砲の前で食事をしていた水兵さんがほとんどの艦内において、この優雅で上品な内装。
日本海軍の顔、頭脳として「士官」という人間に期待された仕事の重大さ、責任の重さを感じられます。

明治期に造られた前弩級戦艦ならではのスターンウォーク(船尾テラス)も見逃せません。
艦の最後方に士官室があるのは、帆船の構造を踏襲した古い軍艦特有の設計。貴重な姿です。

優雅で開放感あるベランダから、東郷司令長官と同じ目線で海を眺めてみませんか?


歴史の生き証人「三笠」が今に伝えるものとは?

三笠は世界に唯一残る前弩級戦艦として貴重な軍艦ですが、三笠が多くの人に愛され、遺されてきたのはただ「貴重な船だから」というだけではありません。
日本の近代化は、国民一人ひとりによる経済の力、そして志ある人々のリーダーシップを結集することで成し遂げられました。
日本という国が挙国一致で急成長を果たし、国難を乗り越えた、その象徴こそが「戦艦三笠」なのです。

日本海海戦の勝利も、ただ東郷司令長官の作戦指揮だけによるものではありません。
当時の日本海軍は、砲弾の火薬や無線技術といったあらゆる分野で世界の最先端をゆく装備を研究・導入していました。
さらに、それを運用する勇敢で勤勉な水兵、新しい意見を切り捨てない柔軟な体制という優秀な人材が組み合わさったからこそ、日露戦争という大局を制することができたのです。

「技術の力」と「人の力」、この二つの力に支えられて日本は発展し、生き残ってきました。
明治という時代から残る戦艦を借りて、日本が脈々と受け継いできたこの伝統を後世に伝えることが、「記念艦三笠」の大きな役割なのです。

今回の取材で案内してくださった三笠保存会の福原さんは、このように語ってくれました。

甲板から海を見てみてください。
たくさんの自動車が見えます。あそこでは、海外へ輸出される自動車の積み込みが行われているんです。
今も昔も、自動車産業といえばその国の技術と国力の結晶です。
120年前の日本が国力、技術力を結集した「戦艦三笠」から、現代でも世界の最先端をゆく日本車の輸出が見える。
こうして日本の伝統と技術力が受け継がれている姿を見て、
「日本もまだまだ捨てた国ではないんだな」
と感じてもらえるのならば、それこそが「戦艦三笠という艦を保存していく意義」なんです。


猿島航路や三笠公園から堂々とした姿を見ることができる「記念艦三笠」

戦艦として綺麗な姿に復元され、当時の軍艦の様子を肌で感じることができる貴重な技術遺産である一方で、日本という国や軍港横須賀が歩んできた歴史を感じ、学ぶことができる場でもあります。

現在、三笠は約4年にわたる大修繕の真っ最中。
観覧できるエリアに一部制限がありますが、12月からは工事中だった「艦橋・艦首エリア」が綺麗に整備されて再び自由に見学できるようになりました!

記念艦三笠では、運営する「三笠保存会」の解説スタッフが常時艦内で解説を行っています。
保存会スタッフは元海上自衛官の方も多く、まさに海軍と船のスペシャリスト!
戦艦三笠のこと、船のこと、海軍のことなど、色々な質問に答えてくれます。
何か気になることがあったら、ぜひ声をかけてみてください。きっと戦艦三笠を何倍も楽しむことができるでしょう!

明治時代に世界の最先端技術として生まれた軍艦の姿と、日本が歩んだ歴史を伝える戦艦三笠。
誕生日を迎えたこの機会に、その魅力とメッセージを体感してみませんか?


※記念艦三笠は現在修繕工事中のため、観覧可能エリアは随時変化する可能性があります。
※本記事の情報は2024年10月29日現在のものです。


取材協力:三笠保存会

2024.10.16
【猿島航路】旅客船 NEW KUROFUNE が「2024年度グッドデザイン ベスト100」を受賞しました【みんなで船づくり】

株式会社トライアングルが運航する新造旅客船「NEW KUROFUNE(ニュークロフネ)」が、このたび 2024 年グッドデザイン賞ベスト 100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

これは、2024年度のグッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件に贈られるものです。

この船は旅客の安全・快適性はもとより、環境性能や観光客・市民の皆さまが参加してのものづくりにこだわって建造が進められたもので、デザインに加えてこの一連の取り組みが高く評価されました。

主として猿島航路で運航するこの船を積極的に活用することで、旅客を安全にお運びすることはもちろん、引き続き無人島・猿島の豊かな自然や貴重な文化財などの魅力を発信してまいります。


■NEW KUROFUNEとは?

全長:20.90m  全幅:7.10m  喫水:0.90m  総トン数:19トン
定員:平水 236名  主な航路:三笠~猿島(横須賀市)  就航:2024年4月17日
造船所:形原造船株式会社(愛知県蒲郡市)

●NEW KUROFUNEオフィシャルPVはこちら↓


デザイン・取り組みのポイント

1  猿島航路において多数の観光客が乗船することを意識し、自然や文化財をイメージしたデザインに特化した。

2  無人島へ向かう、という〝ワクワク感〟を演出するため、従来の旅客船のイメージを大きく変えることを意識した。

3  観光客や横須賀市民の協力で集めたアルミ缶を再資源化してオブジェを作成し、自然環境保護を象徴的に発信した。


■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

これまでの観光船とは一線を画す気持ち良いほど割り切った明確なコンセプトとデザインでインパクトの強いプロダクトを実現。
同時に地域での積極的なアップサイクルへの挑戦や公募での命名なとに取り組むなど、地域やファンとのつながりを意識した巻き
込み方プロジェクト。
その結果、国内外を問わず魅力的な観光資産として人々を魅了するポジションを勝ち得た秀逸なデザインである。


◎動画&記事で振り返るNEW KUROFUNE◎

【〝シン・猿島〟が動き出す】新しい船づくりがスタート!【アルミ缶プロジェクトも実施中】

◇進水式

◇進水式
【新造船世界最速レビュー】NEW KUROFUNEの「進水式」に潜入!【阿部ちゃんの渾身レポ】
◇初めて海を走る!
◇横須賀へ向けて出発!
◇回航はつづく
◇ついに横須賀到着!
◇就航記念クルーズ実施!

■2025年は「猿島航路再開30周年」

2025年7月、猿島航路は再開されてから30周年を迎えます。
これまでの取り組みについては下記サイトをご参照ください!
※「NEW KUROFUNE」建造の過程もご覧いただけます


●グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。
国内外多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/


株式会社トライアングル

2024.10.01
一度は泊まってみたい!メルキュール横須賀 横須賀の歴史・食べ物・景色をゆっくり楽しむ、ゆとり旅のススメ

横須賀市は品川駅から京急電鉄で約50分のところにあり、都心から近いため日帰りで楽しむことができます。
しかし、昼前に横須賀に到着して夕方に帰るとなると、横須賀を楽しむ時間が少なく、慌ただしくて疲れてしまいませんか?

せっかく横須賀に来たら、昼間はもちろん、夜も翌日もゆっくりと楽しむ一泊旅行がおすすめ。
横須賀の歴史や景色、三浦半島の素材を活かした料理を満喫できる、おすすめのホテルをご紹介します。

旅の始まりは汐入駅

京浜急行 汐入駅が最寄り駅です。
汐入駅の歴史は古く、1930年(昭和5年)に「横須賀軍港駅」として、開業しました。昭和15年に横須賀汐留駅」となり、戦後の町名改正によって昭和36年に現在の駅名に改称されました。

汐入駅改札口を出ると、目の前に見えるスタイリッシュな建物がご紹介するホテル、メルキュール横須賀です。

メルキュール横須賀は、世界的にも有名な建築家 丹下健三氏が手がけました。

この汐入地域は軍港として栄えた横須賀湾を眺めることができるエリア。戦前、戦後を通じて日本海軍や米軍海軍と深い関わりがあります。
戦後は駐留軍のEMクラブという当時としては 東洋一の劇場設備を誇る集会所で、音楽や文化の中心でした。

この特徴的な縦長の窓は、EMクラブの外観からインスピレーションを受けてデザインされました。
ここからすでに、「横須賀ストーリー」が始まっていますよ!

2024年は開業15周年

メルキュール横須賀は2024年で開業15周年を迎えます。

横須賀の歴史や文化を大切にしながら、横須賀を訪れる方に最高の時を過ごしていただけるためのホスピタリティーの精神が随所にあります。

チェックイン 14:00から可能。
フロントでチェックインを済ませて、お部屋に上がりましょう。
今回は15階のスタンダードツイン ベイビューのお部屋です。

環境に配慮して、従来のプラスチックから木製のカードキーへ変更しました。木の手触りが心地よく、気持ちが安らぎます。

室内は大きな窓から明るい光が差し込み、天井が高く開放感があります。

正面には横須賀本港が一望できる絶景です。
海上自衛隊の艦船や潜水艦を眺めていると、時を忘れてしまほど。

くつろぐスペースには、ごろんと横になれるくらいの大きなソファと冷蔵庫、電子レンジまであります。
メルキュール横須賀には、連泊するお客様も多いとのこと。
備品が揃っているため、旅行はもちろん、テレワークをしながら横須賀の街で過ごすこともできますね。

ベッドルームも明るくて気持ちの良い空間です。ベッドはシモンズ製を採用しており、寝心地は抜群です。

女性に嬉しいアメニティ

洗面台は広く、ポーチなどを置くスペースが十分あります。
「旅行の際には荷物は少なく、手ぶらで来ていただけるように」というホテル側の配慮でドライヤーはもちろん、コテもあります。
女性にとって嬉しいポイントですね。

歯ブラシやコームなども環境に配慮した木製です。

ハンドソープやクレンジング、化粧水などのアメニティは上質なものを揃えています。香りが良く、保湿力もあり使い心地が抜群です。
旅先でもお肌のケアをしっかりできるのが嬉しいですね。

シャンプーやコンディショナー、ボディウォッシュはイタリア製のelemental herbologyを採用。香りがよく、心身ともにリラックスできるバスタイムを過ごすことができますよ。
早めにチェックインして、荷物を置いて、徒歩5分圏内にあるYOKOSUKA軍港めぐりヴェルニー公園、どぶ板通りを散策するのも良いですね。

夜はさらに感動!

横須賀の街を楽しんだら、そろそろお部屋に戻りましょう。

部屋に戻ると目に飛び込んでくるのは、軍港の夜景です。

昼間には青く輝いていた空や海が、夜には眩い光に彩られています。

ライトは消して、心ゆくまで夜景をゆっくり楽しみたいですね。

横須賀の地元の美味しさを堪能できる朝食

朝食は19階のビストロ・ブルゴーニュでいただきます。

今年1月にリニューアルした”贅沢すぎるYOKOSUKAの朝食”です。この朝食を楽しみに、遠方から来られるお客様も多いとのこと。
朝食のみ利用することも可能、また朝食付きの宿泊プランもあります。

4種のたまご料理の中から1品を選び、その他はブッフェ形式です。
”贅沢すぎるYOKOSUKAの朝食”では、横須賀・三浦半島で有名な岩沢ポートリーで平飼いした濃厚な『姫様のたまご』を使用しています。

鮮やかな色とコクのある味は一度食べたら忘れられないと大人気です。

地産地消でよこすかを応援するメルキュール横須賀。
横須賀や三浦半島の地元の野菜を取り入れたサラダやシェフのオリジナル料理や、2種類のよこすか海軍カレー、フランス直輸入のパン、和食など数多くの料理が並びます。

19階では、さらに横須賀港の遠くまで眺めることができます。
朝食は6時30分から10時 (L.O 9時30分)まで。朝から優雅な朝食をゆっくり楽しむことができますよ。
美味しい朝食を満喫後には、神秘的な猿島を散策するのも楽しいですね。

美しい海と山に囲まれ、軍港都市として栄えた歴史のある横須賀をゆっくりと巡る旅は心に癒しとパワーを与えてくれることでしょう。
メルキュール横須賀に暮らすように滞在しながら、横須賀を楽しんでくださいね。

<メルキュール横須賀様 基本情報>
電話: 046-821-1111
神奈川県横須賀市本町3-27

★公式HPはこちら
ロイヤリティプログラムに参加するとお得な特典があります

2024.06.17
【ついに兵舎&弾薬庫の中へ】無人島・猿島探検ツアーが大リニューアル【60分コース誕生】

 

年間2万人を超える皆さまにお楽しみいただいている「無人島・猿島探検ツアー」がこの春、リニューアル。
2024年4月20日(土)から、普段は立ち入ることができない〝禁断の扉〟のカギを開け、ついに旧兵舎や弾薬庫の中に入ることができるようになります!

これにより、1つコースが増えてさまざまなニーズに対応できるようになりました。

30分でサクッと島をめぐりたい!》方は→→ 1日7回の【ベーシックコース】を、

60分かけてじっくりと見たい!》方は→→ 1日2回の【アドバンスコース】をお楽しみください。

5年目を迎えた猿島の人気ツアー。
知る人ぞ知る〝異空間〟を知るガイドツアーはいかがですか?


《INDEX》

選べる2つのコースとは?
ルートを地図でチェック!
ご注意事項
ご予約はこちら


■選べる2つのコースとは?

 

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■ルートを地図でチェック!

 

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■ご注意事項

※30分ベーシックコースに参加希望の方は、各回、遅くとも20分前に出航する船
(例:9:50の回ならば9:30分三笠発の便)にご乗船ください。

※60分アドバンスコースに参加希望の方は、各回、遅くとも30分前に出航する船
(例:11:00の回ならば10:30分三笠発の便)にご乗船ください。

※土日祝日の猿島航路は混雑しますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

・受付は猿島管理棟「Sarushima Welcome Center」で行います。
当日、直接猿島管理棟「Sarushima Welcome Center」の受付にお越しください。ビーチの前にある「猿島オーシャンズキッチン」の左にある階段を上がると正面の管理棟1Fにあります。
・各回、随時受付しております。
・Web予約は、ご利用日前日23:59までの受付となります。
・各回参加人数によっては、2~3グループでご案内する場合があります。
・島内はアップダウンがありますので、動きやすい服装、履きなれた靴でご参加ください。
・雨天でもツアーは行います。その時は雨具をご用意ください。
・中止の場合は当日朝8:30までに猿島Webサイトの上部に掲載いたします。

 

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■ご予約はこちらから!

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■お問い合わせ
トライアングル予約センター 046-825-7144(9:00~17:00)

2024.04.08
【進水式】新造船「NEW KUROFUNE」ついに海へ!【三笠への回航まで動画で】

たくさんの皆さまに応募いただき命名された新造船「NEW KUROFUNE(ニュークロフネ)」。
愛知県・蒲郡(がまごおり)市にある造船所で順調に建造が進んでいます。

そしてつい先日、2024年3月25日に1つの節目を迎えました。

それは──進水式!
厳粛な神事を執り行って海の神様にご挨拶をして、初めて船を海に浮かべるという儀式です。

「進水式」と言えば、大型客船やタンカーなどではオノでロープを切断してドドドドドっと船が海へ滑っていくイメージですが、小型旅客船の場合はいったい!?

実際、NEW KUROFUNEはこんな感じで海に浮かびました!!

 

 

おお、なんでしょう、このジワジワくる感動・・・。
無事に海に浮かび、当社社長も思わずニッコリでした。

 

し、しかーし!

 

実はこの時点で、NEW KUROFUNEには《エンジンがついていない》んです!
つまり、自力で動くことができません!

なので海に入った後は、みんなでロープを引っ張って静かに岸壁に着けることに。
船の進水は、超アナログ&人海戦術なのですっ!

ええと、ということは・・・
これからエンジンをつけて、いろいろ機械を入れて、客室を整備して、国の検査を通して、試験航行して・・・など、就航までにはやることだらけ!

何より、ここは蒲郡。

横須賀まで船を持ってこないといけないのです。
地図上でその海上ルートをざっと測ってみると、回航距離は実に約332km

時速11km/hの自転車で「1日 6時間 13分」かかるという表示がありました(笑)。
この回航を経て、いよいよ猿島へお目見えするのが4月中旬になります。

まだまだ道なかばの新造船プロジェクト、引き続きお楽しみに!


回航を経て三笠へ!~動画でお伝えします

 

●4/7 回航3日目~ついに三笠へ到着!

●4/6 回航2日目

●4/5 回航1日目~愛知・蒲郡(がまごおり)を出港!

 


【進水式関連のおススメ記事】

●進水式を超マニアックにレポート↓↓↓
【新造船世界最速レビュー】NEW KUROFUNEの「進水式」に潜入!【阿部ちゃんの渾身レポ】

●別角度からの映像も!船づくりのようすはこちらから↓↓↓
あたらしい船タイムライン


 

2024.04.05
無人島・猿島!今をときめく女性シンガー椿優衣さんと巡る旅

東京湾に浮かぶ無人島 猿島。
明治17年(1884年)に東京湾要塞に属する沿岸砲台として猿島砲台が作られました。国の史跡や日本遺産にも登録されています。

今回は横須賀出身の女性シンガー椿優衣さんと一緒に猿島を堪能してきました。

昨日から降り続いた雨が止み、嬉しさのなか三笠ターミナルに集合。
猿島行きの11時30分の便に乗船します。(運航時刻表はこちら

船に乗るのは久しぶりのため、ドキドキ、ワクワクします。
出港すると三笠ターミナルからどんどん遠ざかり市内が一望できます。「あの高いビルは何?あっちはベース?」と海の上から眺める光景は新鮮です。

約10分で猿島に到着しました。
上陸して目に飛び込んできたのは、透明感のある海の美しさと空の広がり。思い切り腕を伸ばして、爽やかな空気を思い切り吸い込みます。

「どこから行く?」「全部回りたいね!」「食事はあとから食べようか」と計画するのも楽しい時間。
兵舎→弾薬庫→レンガ造りのトンネルと地図に沿って猿島探検に出かけましょう!

 

発電所

歩き出してすぐに見つけたのは、高い煙突がある建物です。

【時代背景】
●猿島砲台は明治14年(1881年)11月5日に起工し、明治17年(1884年)6月30日に竣工
●明治17年(1884年):横須賀鎮守府を設置
●明治27年(1894年)〜明治28年(1895年):日清戦争

この建物は明治28年(1895年)に完成した蒸気機関による発電所です。ここで作られた電気は島の中央部にある”夜間に海面を照らす電燈”に使用されていました。
電燈は夜間戦闘に備えるためのものです。

猿島といえば「自然豊かな美しい無人島」というイメージですが、横須賀の歴史を辿る時には重要な島であったことを、さらにこれから知ることになります。

 

猿島砲台

整備された遊歩道に沿って歩いていきます。この道は露天掘りの切り通しです。

露天掘りというのは、地表の土や岩石を取りのぞきながら地下に向けて掘っていく方法です。掘られた140年前はもちろん重機などはないため、全て手掘りです。
さぞかし大変な作業だったでしょう。むき出しの岩肌に、圧倒されます。

 

旧要塞跡

猿島砲台内には、兵舎や弾薬庫など各施設が塁道(るいどう)という道でつながっています。道の両側は石積みされており、建物はレンガ造りです。
長い年月をかけて風化したレンガは独特の味わい。

弾薬庫入り口のアーチ部分の整然とした美しさに引き込まれます。これは明治20年以前に主流であった「フランス積み」です。
現存するフランス積みの煉瓦建造物は全国でも数箇所しかないため、土木遺構としても価値が高く、多くの技術者も見学に訪れています。

その向かいには明治20年以後に作られた「イギリス積み」の建物が共存しています。
ここでパシャリ!

椿さん、もしかして猿島の「猿」ポーズですか?!

 

掩蔽(えんぺい施設)

弾薬庫を通り過ぎると、両側に階段が作られた建物があります。
シンメトリーの美しさと廃墟となった建物の風合いと質感、建物に沿って伸びる植物の光景に吸い込まれます。

どのくらいの年月をかけて、ここまで苔生したのでしょうか。
苔に覆われた石が美しく緑色に輝いています。

 

愛のトンネル

フランス積みのトンネルは全長90m、幅4mあります。弾薬庫などの地下施設が多数作られています。地上に上がる階段からは光が差し込みます。
このトンネルもフランス積みです。見渡すと美しい模様が浮き上がっています。

暗いトンネル内をカップルが歩くと自然に距離が縮まることから、愛のトンネルとも呼ばれるようになりました。
100年前のトンネルは神秘的で、ここが横須賀であることを忘れてしまいそうです。

トンネルを抜けると、草木が覆う重厚感のある岩壁の荘厳な光景へと辿り着きます。
降り注ぐ光とふわっと通り抜ける風。

ここを訪れた誰もが”空から女の子が落ちてくる”あのジブリ映画のようだと感動に包まれます。

 

最北端部 砲台跡

猿島の最北端の砲台跡です。目の前には東京湾が広がり、第二海保や千葉県富津市を眺めることができます。
タンカーがゆっくりと進む光景に癒されます。

この下には弥生時代中期から古墳時代後期に利用されていた日蓮洞窟(猿島洞穴)があります。弥生時代の人々もこの青い海を見ながら生活していたのでしょうか。

東海岸のオイモノ鼻広場に到着しました。目の前は観音崎方面です。
見渡す限り海が広がる絶景です。

この周辺には幕末に江戸湾防衛のために建設された卯ノ崎台場がありました。
これだけ見渡せる場所であれば、防衛のために猿島がいかに重要であったか、よく分かります。

透き通る海をバックにすると、まるで映画のワンシーンのようですね。
広場にはテーブルやベンチがあるため、腰を下ろしてゆっくりと海を眺めることができますよ。

 

展望広場

オイモノ鼻広場からさらに歩き、108段の階段を上がると展望広場に到着します。上り切った先には美しい眺望が広がり、一瞬で目を奪われます。
晴れの日は横浜のランドマークタワーまで見えますよ。

展望台は数多くのロケ地や物語などに登場しています。思わず甲高い声で「イーッ!」と言ってしまいそうですね。

 

猿島で唯一のテイクアウトレストラン


散策を楽しんだあとは食事やスイーツを楽しみましょう。
猿島で唯一のテイクアウトレストラン「Oceans Kitchen」では、地元横須賀の食材を使ったメニューが豊富です。
メニューはこちら

どれも美味しそうで、お腹が「ぐぅ〜」と鳴ります。

猿島プリンは牛乳も卵も横須賀市内の生産者から仕入れています。
関口牧場の新鮮な搾りたて牛乳と安田養鶏場のコクのある卵4種のブレンドシュガーで作られたプリンは猿島でしか販売していないプレミアムな商品です。

プライド”ポテトはカレーの街よこすかにちなんだ、スパイシーなカレー味。外側はカリっと中は“ほっくほく”のポテトは病みつきになります。

イチオシは今話題の『まぐろいも』です。
マグロ加工の際に出る廃棄物を肥料に使用し、栽培したサツマイモ。ねっとりとして濃厚な蜜の甘さがたまりません。ジェラートにつけて食べると最高ですよ。

「んー!!!濃厚!」とプリンの美味しさに感動する優衣さん。
美しい海が見えるテラス席で、波の音と風を感じて美味しいものゆっくり楽しみます。

撮影した写真を見せながら、「レンガの建物が素晴らしかったね」「トンネルを出たところが、神秘的だった」と話が尽きません。

 

最後は砂浜

一休みした後には、砂浜で遊びましょう。
寄せては返す波は、時を忘れて見入ってしまいます。

足元には貝殻や流木、シーグラスがいっぱいで、かわいい形の貝殻を見つけるのも楽しみです。

帰りの船は14時45分。
そろそろ、旅は終わりに近づきます。

猿島の美しい自然と歴史的な砲台跡が織りなす景色感動です。
役目を終えた建物は月日の流れとともに「趣」という輝きを纏い、若々しい生命とともに今も息づいています。
四季折々に表情を変えて、来る人を歓迎してくれますよ。

一人でもご家族や友人、大切な人と猿島で過ごしたなら、きっと心に残る思い出になりますよ。
ありがとう、猿島!椿優衣さん、ありがとう! きっと、また会える!


★「無人島・猿島」公式HPはこちら

★無人島・猿島探検ツアーの詳細はこちら
初めて行く際にはもちろん、これまでガイドを依頼したことがない方は猿島探検ツアーがおすすめ!
濃厚で楽しい時間になりますよ。

 

2024.04.05
【新造船世界最速レビュー】NEW KUROFUNEの「進水式」に潜入!【阿部ちゃんの渾身レポ】

2023年秋、【「第二海堡」異空間をあるく】で〝船愛〟ぶりをいかんなく発揮してくれた阿部稜平氏から、渾身の力作が新着です!
なんと新造船「NEW KUROFUNE(ニュークロフネ)」の進水式に潜入し、めったに見られない〝小型旅客船〟の進水風景レポ。
そして、船マニアならではの視点で新造船を世界最速レビュー
どうぞじっくりと船のマニアックな世界をお楽しみください!

 


 

金属板から作り出された船が初めて水上に浮かび、初めて船としての生を与えられる特別な瞬間、それが「進水式」だ。

今回は猿島航路への就航が予定されている期待の新造船「ニュークロフネ」の進水式へ潜入。
本船が命を吹き込まれる瞬間と最新の建造状況リポート、さらに猿島航路のニューフェイスとなる「NEW KUROFUNE (ニュークロフネ)」の新たな魅力をお伝えしよう。

これまでの建造の様子は「あたらしい船タイムライン」に掲載されているので、こちらも併せてお読みいただくとより楽しめるだろう。

 


INDEX

舞台は蒲郡の老舗造船所
極の曲線美がニュークロフネの真骨頂
随所にある工夫で〝双胴船と三胴船のいいとこ取り〟の設計
船の完成はまだまだ先
神聖な儀式がはじまる
満潮のとき、漆黒の船体がいよいよ海へ──
エンジン無しで〝はじめての着岸〟
船に命を吹き込む作業はこれから


■舞台は蒲郡の老舗造船所

 

進水式当日の昼、筆者は同行のカメラマンとともに愛知県は蒲郡(がまごおり)駅に降り立った。ニュークロフネは、ここ蒲郡駅から程近い形原(かたはら)漁港に位置する「形原造船(株)」で建造が進められている。形原造船は以前にもトライアングル船隊の「シーフレンドZERO」「シーフレンド7」「シーフレンド8」を建造した造船所で、145年の歴史を持つ小型船建造の名門だ。そんな信頼と実績に裏打ちされた造船所で造られているニュークロフネ、建造中の今からも期待が高まるというものだ。お迎えに来てくださった車で造船所へ到着し、工場へ入るといよいよ新造船と対面だ。

 

 

工場に入って一番奥の船台、海に繋がるスロープの上に、ニュークロフネの姿があった。船殻(せんかく)が完成して、艤装(ぎそう)工事が行われている真っ最中だ。進水式を間近に控えたニュークロフネは船台のレールに乗せられた台車の上に乗っていて、台車はスロープの途中にアンカーチェーンによって固定されている。このチェーンが外れると台車は重力に従って海へ滑り出し、船が海に浮かぶというわけだ。

 

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■究極の〝曲線×直線美〟がNEW KUROFUNEの真骨頂

 

船体の周りをぐるりと歩くと、ついにニュークロフネの全容が明らかになる。
軍港めぐりクルーズでは多くの方が船首から見た軍艦の写真を撮ろうとするし、船の最も魅力的の部分と聞かれたら「船首の曲線美」と答える愛好家は多いだろう。しかし、ニュークロフネの造形美の真髄は船尾と側面にある、と筆者は感じる。

 

 

なんといっても目を引くのが、流麗な曲線で構成された船尾だ。後方の水面上に大きく張り出した丸い船尾は、先に就航したシーフレンド7と同様に在りし日のクラシカルな船を想起させる。さらに船尾からは「双胴船」というニュークロフネの特徴もはっきりと見ることができ、この船で一番「船としてのメカらしさ」が現れている部分でもある。猿島と横須賀の海が辿ってきた歴史と、今を牽引する最新の技術とがニュークロフネの上で見事に調和している様子を余すことなく堪能できるのだ。

 

 

一方で船体側面は直線的なデザインで、スマートな船らしさが強調されている。直線がメインのデザインは単調になりがちなものだが、ニュークロフネでは白いロゴマークや黄色い舷窓(実はダミー)、そして黄色いラインをワンポイントとしてあしらい、飽きのこない見た目に仕上がっている。猿島の自然をモチーフにした2階デッキの手すりの曲線、そして丸いシルエットがキュートな2本の煙突とのメリハリもバッチリだ。

ニュークロフネは「実際に見て美しい船」で、イメージ図や写真からは魅力を伝え切ることができないのがとても惜しいもの。就航後は三笠ターミナルや猿島桟橋から、ただの小型船とは一線を画したニュークロフネの美しい船体を是非じっくりと堪能していただきたい。

 

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■随所にある工夫で〝双胴船と三胴船のいいとこ取り〟の設計

 

続いては、進水前しか見られない船底の様子を見ていこう。

 

 

ニュークロフネは「記念艦みかさ」のように前方に尖った形状の船首をしている。水面下で前方に突き出た形の船首といえば造波抵抗を低減させる「バルバスバウ」が有名だが、ニュークロフネの船首はそれとは似て非なり。この形状は「ウェーブピアシングバウ(波浪貫通型船首)」と呼ばれる構造に分類されるもので、文字通り波を打ち消すのではなく「貫通」する効果を狙ったものだ。船体を延長することなく水線長を延長し、船の直進性や速度、乗り心地を向上させることができるというもので、近年の小型高速船の新たな設計理論として定着しつつある形状なのだ。

 

 

さらに左右の船体の間には、小舟をぶら下げたようなもう一つの船首が見える。となるとニュークロフネは双胴船ではなく三胴船ではないか?と思われるかもしれないが、この膨らみは船のアタマ付近だけの増設なので、ニュークロフネは自信を持って(?)「双胴船」と言えるのだ。以前の「あたらしい船タイムライン」でも紹介したこのバウ、小さいながらダミーではなくしっかりとした機能を持っている。小型船でありウェーブピアシングバウを採用したニュークロフネは、波が高い時には船首から波に突っ込んでしまったり、双胴船の特徴でもあるアーチ状の船底を波に叩き上げられてしまったりする可能性がある。そんな時に役立つのがこの小さなバウ。船底に当たる波を受け止めたり、波に突っ込んだ時に船首を浮かせたりすることで、荒天時でも安全で乗り心地の良い航海ができるのだ。双胴船ではあるが、「双胴船と三胴船のいいとこ取り」のような感じの設計になっているのがニュークロフネの特徴だ。

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■船の完成はまだまだ先

 

進水式は船内まで全て完成した船を水に浮かべる作業だと思っている方も多いが、進水式の段階では基本的に船殻と機関部のみが完成していることが多い。この日のニュークロフネも外から見ると塗装も終わって一見完成しているように見えるが、船内はまだ骨組みが剥き出しになっている部分も多く艤装工事の真っ最中だ。

 

 

ブリッジ、キャビンはまだ緑色の下地塗装の状態で、中もベニヤ板が露出しているのが見える。就航までのワクワクを高めるために、ここでは敢えて多くを語らずお楽しみをとっておこう。この状態からはたしてどのような船が完成するのだろう?

 

 

2階部分はもうほとんど完成といった状態。レーダーやアンテナなどは1本のマストに集約されており、シーフレンド7を超える抜群の眺望が確保されている。ウッドデッキ風の落ち着いた塗装も古風な船らしく素敵な雰囲気で、青い海の上でとても映えることだろう。就航への期待が高まるというものだ。

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■神聖な儀式がはじまる

 

この日は小雨が降り続く生憎の天気で、職人さんたちは船体後部に溜まった水をバケツとちりとりで掻き出しながら作業を進めていた。スロープの上の船は通常の想定を超えた傾斜になっているため甲板上の排水口がうまく機能せず、溜まった雨水が捌け切らないのだという。船台の上に乗ったニュークロフネを観察しているといよいよ進水式の時間が近づき、船内は物資の片付けやくす玉の設置でにわかに慌ただしくなり始めた。

 

造船所付近が満潮になるのを待ち、午後4時、遂にニュークロフネの進水式が始まった。

進水式は船が完成したことを神様にご報告し、航海安全を祈願する儀式。ニュークロフネの進水式は伝統的な神道式。大まかには「命名式→お祓いの儀式→進水」という流れで行い、小型船のため支綱(しこう)切断やシャンパンのボトル割りなどは行われないものの、大型船と遜色ないボリュームである。現在日本で行われている進水式は古くからの神道式と西洋の文化が入り混じったもので、その形式、作法についての起源に関しては諸説あるが、一説によれば明治時代に横須賀造船所で建造された多くの軍艦によって確立していったという。現在も進水時の音楽に「軍艦行進曲」や「Anchors away」を採用する造船所は多く、海軍さんの文化が民間にも広く浸透していった、ということが分かるだろう。

 

 

開式するとまずは船主としてトライアングル社長の鈴木隆裕氏による命名が行われる。「本船を、NEW KUROFUNEと命名する」と命名書を読み上げ、本船に名前が与えられた。次に修祓(しゅばつ)によって出席者や祭壇の穢れを払い、いよいよ進水式の儀式が始まる。進水式といえば華々しい支綱切断が注目されがちだが、進水の作業自体は一瞬で終わってしまう。本来のメインはこの儀式の部分で、今回は約20分にわたって粛々と執り行われた。

「降神の儀」によって祭壇へ神様をお招きすると、船の完成をご報告し航海安全を祈念する「祝詞(のりと)奏上」が行われる。祝詞の中では船主の名前と船の名前の両方が唱えられるため、厳かな空気の中、神道式の独特な言い回しで「株式会社トライアングル」「NEW KUROFUNE」と読み上げられる。どちらも横文字の名前のため不思議な雰囲気だが、古風なこの流れに則ってこそ神様はこの船のことをしっかり認知してくれるのだろう。

祝詞奏上の後は「清祓(きよはらい)の儀」によって船体のお祓いをしていく。ここは見た目でわかりやすく儀式らしいので、進水式のハイライトといっていいかもしれない。バサバサと幣(ぬさ)が振られ、船を祓い、清めていく。

 

 

その後は参列者による「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」が行われ、参列者それぞれが本船の航海安全を祈願した。玉串は神様をお招きした祭壇に奉るため、参列者が直接神様に祈祷できる唯一の場面である(その他の祈祷は基本的に全て神主さんによって行われる)。写真はトライアングル社長の鈴木隆裕氏が玉串奉奠を行っているシーン。さらに後ろでは建造に関わった職人さん達もその様子を見守り、船の航海安全を祈願していた。「NEW KUROFUNE」の安全を祈る多くの人たちの想いは、きっと神様にも届いたことだろう。

 

 

 

この玉串奉奠で一連の祈祷は完了し、「昇神の儀」によって神様にお戻りいただき、最後に参列者全員で御神酒が注がれた盃をあけて一連の儀式は終了する。

 

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■満潮のとき、漆黒の船体がいよいよ海へ──

 

 

 

儀式が終わるといよいよ進水作業。後方で儀式を見守っていた職人さん達も、進水作業に向けて動き始めた。進水前の最終確認が慌ただしく行われ、号令と共に船にかけられていた梯子が取り外されるといよいよ進水の準備は完了である。

鈴木社長をはじめとして参列者を代表する4人が、くす玉につながる紐を握る。「NEW KUROFUNE、進水!」という号令が下ると、船台と台車を固定していたアンカーチェーンの締結部にハンマーが振り下ろされ、カーン、カーンと槌音が響き渡る。参列者全員が固唾を飲んで見守る、緊張の瞬間だ。

 

 

パキン!という一際大きな音と共にアンカーチェーンが外れると、華やかに流れる軍艦行進曲をバックに台車が坂の上をゴロゴロと動き始めた。くす玉が割れて「祝 NEW KUROFUNE進水」の垂れ幕が現れる。やがて船は加速していき、拍手に包まれながら船尾から水飛沫を立てて着水。令和6年3月25日、トライアングル4隻目となる新造船「NEW KUROFUNE」は遂に進水し、船としての産声をあげたのだ。船が船としての生を受ける瞬間に立ち会うことができ、取材中ながら筆者の感動もひとしおである。

 

 

初めて海に浮かんだ「NEW KUROFUNE」の姿。燃料や清水、内装などが未積載の「すっからかん」状態のため、実際に運航する時よりも少し船体が浮き上がり気味になっている。海に浮かんだことで船台に上架されている時よりも船らしく、さらにその美しさが引き立ったのではないだろうか。この日はあいにくの雨模様となってしまったが、筆者は逆に横須賀の美しい海、そして緑生い茂る猿島との共演がますます楽しみになってしまった。

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■エンジン無しで〝はじめての着岸〟

 

華々しい進水は完了したが、進水作業はまだ終わらない。一般向けの進水式ビデオなどではあまり映されることがない地味な作業ではあるが、「最初の着岸」という船としての一大イベントが残っている。大型船では進水後すかさずタグボートをつけて行う作業だが、小型船であるニュークロフネでは船尾にかけたロープを岸と小型艇から引っ張る「綱引き」によって着岸する。

 

 

船殻自体は完成しているとはいえ前述の通りエンジンはかからない、舵は動かせないという状態。さらに積載ゼロで浮き上がった船体は波や風の影響も受けやすく、その腕力ゴリ押しなビジュアルに反してかなり慎重さが求められる作業だ。ここは熟練の職人さんが総出で綱引きを行い、驚くほど迅速に着岸が進められていく。所定の位置について係留作業が完了すると舷門が開けられ、異常がないことを確認すると最初の着岸は完了だ。

ここまでをもって「NEW KUROFUNE進水式」は無事に完了。この世にまた1隻、新たな船が誕生したのである。

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■船に命を吹き込む作業はこれから

 

 

進水式後は鈴木社長をはじめとしたトライアングル社の担当者がニュークロフネへ乗船し、実際に見て気付いた点や細かい要望を職人さんへ直接伝える。基本的に全てオーダーメイドの1点モノである船舶建造において設計図だけで詰めきれない部分は多く、実際に運用する事業者から担当者が赴いて細かく調整を重ねた上で初めて「現地で運航できる船」が完成するのだ。この日は乗船口となる舷門の構造や、デッキの柱の塗装処理などについて意見が交わされた。さらに進水式前には操舵室でキャプテンが座る椅子が到着しており、こちらの開封作業も行われている。磨き上げられたステンレスが輝くとても格好良い椅子で、どのように設置されるのか想像も膨らむというものだ。

 

 

進水式が終わった工場内は、先程までの華やかさが嘘のように静まっており、祭壇も片付けられていた。しかしその静けさは、寂しさよりも新たな船が生まれ育っていくことへの期待感に満ちたものであったということは言うまでもない。

 

猿島航路の新時代を拓く新造船「NEW KUROFUNE」の進水式の様子と建造レポート、いかがだっただろうか。進水式は「船が形になり、遂に進水!」という華やかでメモリアルな式典ではあるが、このあと残る艤装工事や機関の試運転、調整を済ませ、法定検査と登録を受け、さらに横須賀へ回航して試験運航を重ねていく…というように、運航を開始するまでに残されたステップはまだまだ多い。本船は船としてはまだまだ未完成な状態なのだ。今回お見せした外観もほとんど完成形ではあるが、就航までの間にどこかが変化するという可能性はまだ十分にある。何より実際に乗船する船内はまだほとんど手付かずの状態だ。そしてチラ見せされてしまうと全体が気になってしまうのは人間の抗えない性というもの。就航を来月に控えた「NEW KUROFUNE」は、果たしてどんな姿で私達の前に現れるのだろう?遠くないその日まで、私達も期待に胸を膨らませながら、本船の近況にドキドキワクワクが絶えない毎日を過ごそうではないか。

 

文:阿部稜平 写真:阿部稜平 梅村建太郎

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※新造船の正式名称は「NEW KUROFUNE」ですが、本文中の「ニュークロフネ」も通称として使用いたします。
※ルビは編集部

2024.03.18
【期間限定】猿島航路の時間を延長します【三笠ターミナルで特別展示も】

 

鈴木敏夫とジブリ展」が開催されている3月20日(水祝)から6月18日(火)の間、猿島航路の三笠ターミナルでは特別展示が!

そして、ここまで来たら・・・ぜひ三笠ターミナルから船でたった10分! の無人島・猿島へ、プチトリップに出かけてみてください。

展覧会期間中は期間限定で猿島航路の時刻を延長! 通常の猿島発最終便が17:00のところ、下記の期間は18:00になります。

晴れていれば、西に沈むとびきりステキな夕陽が見られるかも!!
ジブリ展を見たら、東京湾に浮かぶ〝超異空間〟な無人島を歩いてみませんか?


■猿島航路延長日および時間

3/20(水祝)~4/7(日) ●4/13(土)~6/16(日)の土日祝日  ●GW期間 4/27(土)~5/6(月祝)

三笠発9:30~猿島発最終便18:00(通常17:00)

※上記以外の時刻はこちらをご覧ください。


■航路以外の営業時間について

●猿島オーシャンズキッチン(テイクアウトレストラン) 10:00〜17:00(通常~16:00)

●猿島レンタルショップ 10:00〜16:00(通常~15:30)

三笠ターミナルの特別展示は航路延長日は18:30までご覧いただけます(猿島航路欠航時は~18:00)

おトクなチケット「猿島300」は当日17:30まで購入可能です。


■お問い合わせ
トライアングル予約センター TEL 046-825-7144(8:30~17:00)

2024.01.18
【# 横須賀で待っています!】猿島わかめのスペシャリスト店 

横須賀の隠れ名物「猿島わかめ」をご存知ですか?

良質なわかめが育ちやすい条件の揃った「猿島」周辺の海域で収穫されるこのわかめ。
わかめの味など意識したことがない!という人ほど、その柔らかな歯触りと風味豊かな香りに驚くそうです。
今回は、そんな「猿島わかめ」を知り尽くし、魅力を発信し続ける「よこすか猿麺」店主の大湊雄治さんにお話を伺いました。

 

#横須賀で待っています!

よこすか猿麺 店主 大湊雄治さん

横須賀の特産物「猿島わかめ」の可能性を信じて専門店をOPEN

―このお店を始められたきっかけを教えてください。

大湊)元々、地元の“海の幸”“山の幸”の魅力を伝えられるような飲食店をやりたいと思っていました。
地元で漁師として働く幼馴染(=以前記事で紹介した「譲原亮さん」)の勧めもあって「猿島わかめ」を主力商品にすることにしたのです。
わかめはなかなか食卓の主役にはなれない地味な役回りですが、ほとんどの人が口にしたことがあって、好き嫌いの対象にもなりにくい。食物繊維も豊富なのでヘルシーです。

だからこそ、わかめの中でも特に良質な「猿島わかめ」の美味しさを知ってもらえば、どの人の心も掴めるのではないかと考えました。
実際に、お店を始めた当初に出店したイベントで「猿島わかめ」を試食してもらった時、ほぼ全てのお客様がその味に感動し手土産として購入してくださったのですよね。
その時に、「猿島わかめ」は数ある横須賀産の食材と肩を並べて戦えると確信しました。

 

「猿島わかめ」の存在はもちろん、美味しい食べ方まで知ってほしい

―「猿島わかめ」の魅力を精力的に発信する中で、大変だと感じることはありますか?

▲「さるひめ定食(¥1,300)」。大湊さんのおすすめは生卵に絡めて食べる生わかめ。

大湊)まだまだ認知度が低いことが課題です。
横須賀市民ですら「猿島わかめ」の存在を知らない人がいて、横須賀の特産品として定着しきれていない印象があります。
店頭はもちろん、イベント出店などを重ねて地道に魅力の発信を続けていますが、特に観光客の方に「横須賀といえば猿島わかめ」というイメージを持ってもらうにはまだ時間がかかりそうです。

また、わかめ自体を知っていても本当に美味しい食べ方を知っている人はもっと少ないのではと思います。
当店では「猿島わかめ」を相性のいい食材と一緒に、素材の味を生かした食べ方で提供しているので、最も美味しい形で楽しんでいただけますよ。

 

「わかめってこんなに美味しいの?」をもっと聞くために

―大湊さんにとってお仕事のやりがいは何ですか?

 

▲「さるひめ」の特徴について熱く語る大湊さん。

大湊)「猿島わかめ」や「さる麺※1」を初めて召し上がる方が、その美味しさに感動する瞬間こそが私のやりがいそのものです。
よほどのマニアでない限り、わかめの味に関心を持つ人はいないですよね。だからこそ、「わかめってこんなに美味しいんだ!」と驚かれるとすごく嬉しいです。

特に、毎年1月上旬※2に解禁される早獲れの「猿島わかめ」である「さるひめ」の味は格別で、この限られた期間に何度も当店に足を運んでくださる熱狂的ファンもいらっしゃいます。
常連のお客様のご期待に沿うためにも、そしてもっと多くの方に感動を味わっていただくためにも、「さるひめ」を提供できる期間は特に熱量を持って仕事に向き合っているつもりです。

※1)猿島わかめを原材料とした麺
※2)2024年は1月10日〜2月上旬まで

 

私から横須賀の皆さんへ、市内から市外へ、「猿島わかめ」の魅力を全国に伝播させていきたい。

―今後の目標について教えてください。

▲ものづくりが好きな大湊さんが考案した「猿島」をモチーフとした「さるモンチ」。

大湊)いつかは横須賀市民の食卓に並ぶわかめを全て「猿島わかめ」にしたいですね!
実は、店頭をはじめ市内のあらゆるお土産店で販売している「さる麺」の乾麺や、猿島わかめが収穫される「猿島」をモチーフにした「さるモンチ」などが、市外へ行かれる際の手土産として市民の方に選んでいただくことが増えました。

それをきっかけに来店される観光客の方も多く、やはり地元の方こそが、地元食材のPRにおいて最強の広告塔だなと日々痛感しています。
まずは私から地元の皆さんに「猿島わかめ」の魅力をお伝えし続けること。そして、地元の方が発信元となり、1人でも多くの観光客の方に、「猿島」とセットで「猿島わかめ」にも関心を寄せていただくことが次のステップかなと思います。

今はまだ横須賀の“隠れ”特産品ですが、満足できる味であることは約束しますので、ぜひ定食でも麺でも、食べにいらしてください。私は、横須賀のよこすか猿麺であなたを待っています。

■店舗名:よこすか猿麺
■住 所:神奈川県横須賀市大滝町2-14
■電 話:080-1103-7472
■営業時間:11:00〜15:00
■定休日:日曜日(その他臨時休業あり)
■公式LINE:公式アカウント「よこすか猿麺」で検索

 

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猿島ブランドわかめ「さるひめ」の種差し体験!【いよいよ解禁】

2024.01.16
猿島ブランドわかめ「さるひめ」の種差し体験!【いよいよ解禁】

日本人の食生活に欠かせない〝わかめ〟。
味噌汁をはじめとしたスープ系料理のド定番具材ですよね。

そんなわかめですが、横須賀には「さるひめ」という〝猿島ブランドわかめ〟があるんです!
猿島周辺海域で育てたわかめで、肉厚でありながら食べ応えは柔らかく、通常のわかめよりも味わい深いのが特徴。

11月頃に養殖を始め、翌年の1月中旬頃に漁が解禁となります!

今回はその第1歩目となる「わかめの種差し」体験に行ってきたので、その様子を皆さまにお届けします!


養殖のためやってきたのは平成町にある安浦漁港。

毎年この場所でさるひめの種差しを行います。

今回の種差しは12回目。早速、行っていきます!

差すわかめはこちら。

少しピンボケしてました…。

1個の大きさはだいたいこのくらい。
ただ、これでも例年より少し大きいそう!
あらかじめ、漁師の「譲原 亮」さんが用意してくださったものがバケツに入っていました。

少し話は逸れますが、国内でわかめ収穫の大部分を占める「東北地方」では、今年は海温が高かった影響で収穫量が例年より減ったそう。
こういった環境の影響も受けつつあるわかめ漁ですが、猿島わかめは例年通り美味しいわかめを収穫することができました。

まさに、美味しいわかめを育てるプロフェッショナルです!

さて、話を戻して。
バケツに入ったわかめを1個1個、ロープの網目の隙間に差し込む作業を行っていきいます!

 

こんな風にわかめを差し込み、ぎゅっとロープを締め外れないようにしていきます。
わかめ同士が隣り合わないように等間隔くらいで間隔を空けていきながら、どんどん差し込んでいきます!

ロープ1本に差し込んでいくわけですが、大体80個くらいのわかめを差し込めるそう。
美味しくなれ~!と願いながら丁寧に種差しをしていきます。

実際に行うと分かりますが、11月の漁港はかなり寒く、海水に浸ったわかめを取り扱っているわけですから、やはり手が冷たくなり体温も下がります。
こういった作業を毎年行ってくださる漁師さんには、本当に感謝しなければいけないな、と思った瞬間でもありました。

今回のベストショット。

さて、そんなこんなしながら種差しは完了。
ロープをバケツに戻して、この後は譲原さんが養殖ポイントに向かい準備を行います。

これにて体験は終了!貴重な体験ができました。
さるひめ美味しくなれ~!と願うばかり。


最後に、さるひめのさらに深い特徴美味しい食べ方なんかについてお話ししようと思います!

冒頭でも説明した通り、さるひめは翌年の1月中旬頃に漁が解禁されます。
実は、通常のわかめ漁は2月~3月にかけて収穫するのが一般的。

ではなぜ1か月も早く収穫するのか?

一般的なわかめ漁は、より多く(kg量)わかめを収穫して、たくさん販売することが重要。
そのため、大きくわかめを育てる(1つ2m~3mほど)必要があり、最盛期となる2月~3月に収穫を行います。

しかし、このさるひめは大きく育つ前(1つ1mほど)に収穫をします!
これにより、より肉厚でうまみが強い美味しいわかめとなるのです。

2023年1月に「猿島ブルーカーボンクエスト(※終了しました)」にて収穫体験をしたときの写真。
これこそさるひめです!

そんなさるひめ、どのようにして食べるのがおすすめ?

はい、おすすめは〝しゃぶしゃぶ〟です!
その他にも、わかめをそのまま活かせるナムルなども。
もちろん、味噌汁やお好きな方法で食べてもOK!

これも「猿島ブルーカーボンクエスト」で食べた時の写真です。
サッと湯を通したわかめに、出汁を付けて食べるのがこれまた絶品
わかめ単体をこんなに美味しく食べれるなんて!と感動したのを覚えています。

というわけで、さるひめについて簡単にご紹介させていただきました!

この〝絶品さるひめ〟を食べられるお店「よこすか猿麺」があります。
猿島わかめをふんだんに使用した料理を楽しめる、いわば猿島わかめスペシャリスト店です。

詳しい内容は次回の記事でご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください!

 

★猿島わかめスペシャリスト店「よこすか猿麺」の紹介記事はこちら

2023.11.24
【ツアーも開催】「第二海堡」異空間をあるく!【阿部ちゃんの超マニアックレポ】

今から約120年前に築造された東京湾要塞の3つの人工島の一つ、第二海堡。猿島の沖に浮かんでいるのがよく見えるこの島だが、プレジャーボートや釣り目的の渡船などでの上陸は禁止されている。そのため姿や名前は知っていても、上陸した経験のある方はほとんどいないのではないだろうか。
そんな第二海堡に一般人が唯一上陸できる機会が、旅行会社が開催する上陸ツアー。今回は2023年8月19日に開催された上陸ツアーに同行し、120年の時を越えて佇む要塞島に潜入した。


【INDEX】

はじまりは三笠ターミナル
第二海堡へ向けていよいよ出港
大型船が間近!浦賀水道を横断
およそ30分かけて第二海堡へ上陸!
上陸ツアーならではの遺構見学
随所で感じる数奇な歴史
明治設置の灯台と最新のテクノロジーが同居
120年の時を超えた〝現役〟の島


■はじまりは三笠ターミナル

ツアーの出発は猿島航路と同じく三笠公園のターミナル。窓口で受付を終えて2階へ上がると、第二海堡に関する解説や築造当時の様子を再現した精巧な模型が並んでいる。高角砲や掩蔽壕といったポイントが並ぶマップを見ると、普段足を踏み入れることがない戦跡見学への気分が高まっていく。ターミナル2階はツアーの集合場所でもあるので、出発前にここで予習をしておくと上陸時に島の全体像をすぐに把握できるだろう。ツアー参加者にはここでパンフレットが配られ第二海堡に関する簡単な説明があるので、筆者のようにはじめて戦跡見学をする人でも安心だ。

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■第二海堡へ向けていよいよ出港

猿島行きの船を見送ると、いよいよ第二海堡上陸ツアーで乗船する船が着桟する。今回の配船は二階席前方のパノラマシートが大人気のシーフレンド1。コンパクトながら参加者50名とスタッフが乗船しても収容力に余裕のある船で、気分に合わせて自由に移動しながらクルーズが楽しめる。ただし航海中は大きく揺れることがあるため、乗船中の移動は注意して行おう。

出航して海を見渡すと、海上自衛隊横須賀基地から出航する日本の潜水艦の姿が。運が良ければ軍港めぐりからは見られない角度から日米の艦船を見ることができ、戦跡マニアも艦船マニアも両方満足できるのは第二海堡行きロングクルーズの大きな魅力だ。

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■大型船が間近!浦賀水道を横断

出航してしばらくすると、船はいよいよ浦賀水道を横断する。
日本でも有数の輻輳海域である浦賀水道は、朝から晩まで常に大型船が行き来する。200メートルもある大型船の至近距離をすり抜けていく様子は、機動力の高いこのサイズの船でしか見ることができない迫力満点の景色だ。コンテナ船、バラ積み船など様々な種類の船を熟練のガイドの解説付きで見ることができるので、このタイプの船に馴染みのない艦船マニアでも安心だ。

シーフレンド1のような小型船が大型船のすぐ近くを航行すると、通常は大型船の起こす大きな航跡波につかまって船体が激しく動揺してしまう。航行の仕方や船体の条件によっては船底が波に弾かれてしまうこともあり危険を伴うのだが、ここは船長の腕の見せどころ。巧みな操船で波と交差する角度や速力を調整し、するりするりと大波をかわしていく。立ち上がってカメラを持つ人も多いシーンだが、大波を乗り越えたことにも気づかないほど安全な航海を実現しているのはまさに驚きである。

囲の波や船を確認しながら、追い波に船をうまく乗せて全く揺れのない操船をする泉谷船長。1階のデッキから海面を見るといくつも連なる航跡波にぴったりと貼り付いて航行している様子がよく見え、巧みな操船技術を目の当たりにできる。まさに船長の熟練の技がいかんなく発揮される場面、その操船にもぜひ注目だ。

浦賀水道を横断すると、はるか遠くに見えていた第二海堡がいよいよ間近に迫る。「軍艦島より軍艦らしい」という風貌で、遠くから見るとその姿はまるで進水直後の戦艦のようだ。実際、横須賀市内の海岸から遠方の第二海堡を見て艦船が入出港していると勘違いしてしまう人もいるほどである。標高は低く平坦な島影だが、ここまで近づくと鉄塔や灯台、ソーラーパネルなどが見え、無人島とはいえ今もしっかりと管理されていることが分かる。航海中は島の南西側が見えているが、このあと船はぐるりと回り込んで北側の桟橋に着岸する。

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■およそ30分かけて第二海堡へ上陸!

いよいよ第二海堡に到着し、上陸である。北側新桟橋は昭和期に増築されたものと言われているが、すぐ西側には明治期に最初に作られた旧桟橋が半分水没した状態で現存しているのが見える。第二海堡北側擁壁と同じように四角い間知石を積み上げて構築されており、1世紀以上経っても崩れずに現存している強固な建築物である。さらにその沖合には水没しかけた石組みが見えるが、これは第二海堡桟橋を守るために建設された日本初の防波堤だという。大部分が海中に没してしまい現在はわずかに顔をのぞかせる程度だが、今も現役で活躍しているのだ。
第二海堡は陸軍によって築造されたが、上部の砲台部分は関東大震災によって地盤沈下や傾斜など甚大な被害を受け放棄されてしまった。しかし強固に作られた基礎部分は崩壊することなく、現在までその姿をとどめているのどころか構造物として現役なのである。現在はケーソンなどを沈めて作るのが一般的な防波堤だが、第二海堡の防波堤は間知石をしっかりと積み上げて作られた強固なものになっている。東京湾の真ん中に一から建設された第二海堡は、日本の港湾建設技術の礎としても大きな記念碑的存在なのである。

上陸後は熟練のガイドの説明を聞きながら戦跡見学。砲台や掩蔽壕といった設備はレンガのほかに当時最先端の鉄筋コンクリートを併用して作られており、ここが当時最先端の軍事拠点だったことが伺える。レンガ造りの猿島の建物群などと比べてコンクリート製の砲台座は「歴史ある戦跡」感が薄いようにも感じられるが、丸い擁壁や壕へつながる階段、開口部などを見ると確かにここが軍事拠点として作られた施設であることが分かる。一見すると普通の廃墟のようにも見えてしまい、さらに灯台管理などに用いられた後世の遺物とも混在していて分かりづらいが、逆に現代の技術と並んでも見劣りしないほど先進的な技術で建設されたことが実感できるというものだろう。鉄筋コンクリートが70年以上も過酷な海上で風雨に晒されてほぼ完全に原形を保っているというのは驚異的だ。

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■上陸ツアーならではの遺構見学

島の西端に向かって斜面を降りると、戦跡とは似つかない近代的で巨大な護岸が目に入る。終戦時の破壊工作や自然風化も進んだ第二海堡は、地震や台風といった災害で島体が崩壊する危険性がある。しかし浦賀水道のド真ん中に位置しているためもし崩壊すれば航路に土砂が流れ込んで船舶の航行が困難になる恐れがあり、そういった危険から船と島を守るための護岸が建設されているのだ。第二海堡本体の海岸が残っているのは、島の北側の船着き場周辺と南側の新桟橋周辺のごく一部だけなのだ。この護岸によって島の面積は幾分大きくなっており、拡大された部分は島内から見ても一般の埋め立て地とほぼ変わらない姿になっている。そんな第二海堡西端には、レンガ積みで作られた掩蔽壕の遺構が露出している。元々は地下壕であったが度重なる災害や侵食、さらに終戦時の破壊工作によって、現在では天井が抜けた地下室のような形で地表に現れている。レンガで組まれた壕にはいくつもの部屋が見え、さらに防湿性を高めるために塗られた白い漆喰まで綺麗に見ることができる。第二海堡でも随一の「戦跡らしい」遺構の一つだ。コンクリートの護岸に囲まれた真ん中にレンガ造りの遺構がある様子はまるで海から遺跡を厳重に保護しているようだ。沖ノ鳥島を彷彿させるような面白い光景である。

南側に向かって歩いていくと、東京湾口に向かってそびえる砲台部分が見えてくる。これも本来は地中に隠れていた部分で、現在は風化によって露出している。いかにも要塞といった趣の砲台は、よく見るとコンクリートに層のような跡がついているのが見える。当時の技術ではコンクリートを木枠に一度に流し込んでしまうと重みでその重みで崩壊してしまうため、何度も少量ずつコンクリートの充填、硬化を繰り返した跡だという。先ほど上から見た小さな砲台の下に壮大な台座が眠っているとは、地下に遺構が続いていると言われても想像がつかないものだった。実物は写真で見るよりも数段スケールが大きいものなので、上陸した際には是非その驚きを体感してほしいものである。崩壊してしまっている部分からは当時用いられた鉄筋が姿を見せている。こちらはボロボロに腐蝕して流木のように姿が変わってしまっており、海上という環境の過酷さが伝わってくる。島の南側でひときわ目を引くこの砲台には、第二海堡を表す「FORT NO.2」という白い文字が書かれている。しかし長年の劣化によってほとんど見えなくなっており、このツアーに参加しなければ間近で確認することができないそうだ。

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■随所で感じる数奇な歴史

さらにここまでのツアーの道中では、地面に桜マークの煉瓦片や鉄筋といった建築部材が多く転がっている。通常の赤っぽい煉瓦のほかに、表面を黒っぽく焼成して耐水性を持たせた「焼きすぎ煉瓦」など珍しいものも探すことができるので移動中も退屈することなく宝さがし感覚で歩けるだろう。煉瓦に刻印された桜マークにも様々な種類があるので、状態の良いものを見つけたらじっくり観察してみるのも面白い。何気なく上を歩いている砂利も全て明治・大正期に陸から船で運んできたものだと思うと感慨深いものである。

西端から南側を通って第二海堡の中央部までやって来た。ここには当時の戦艦の主砲に匹敵する威力を持つ27センチ砲塔カノン砲が設置されていた。これまで見てきた砲台のようにコンクリートによる強化構造でつくられ、中華鍋を伏せたような丸い天蓋で装甲されていたという。地上には一部の遺構しか露出していないが、この砲の弾薬庫、給弾室、動力部なども全て地下に隠顕されているため前述のような壮大な構造物が地下に埋まっているのだ。しかし、この遺構の上に立つとその上面が大きく傾斜していることに驚くだろう。特に重量があったこの砲は、関東大震災によって台座ごと傾斜し甚大な被害を受けてしまったのである。自然の力の脅威を感じざるを得ない。
砲座の東側には中央部砲塔観測台の遺構がそびえ立っている。陸軍に移管されて以降は防空指揮所として使われていたこの建物は、コンクリート製の土台の上に煉瓦でできた防盾が組まれた構造になっている。戦跡らしい戦跡は地面に埋もれたものが多いため、しっかり建物の形で現存している中央部砲塔観測台はまさに東京湾要塞としての第二海堡のシンボルといえよう。過去にはその独特な景観から映画撮影などにも使われたそうで、ガイドがその映像の切り抜きを紹介してくれる(権利の関係上撮影NG。ざんねん)。

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■明治設置の灯台と最新のテクノロジーが同居

さて、この中央部砲塔観測台から後ろを向くと巨大なソーラーパネルが目に入る。実はこの第二海堡、ソーラーパネルをはじめとしてコンクリート護岸や様々な機械設備、真新しい引き通し配線など、「戦跡らしさ」とはほど遠いものが数多く設置されているのである。第二海堡のソーラーパネル群は、2011年に海上保安庁が5億円をかけて設置した。合計192枚、約700㎡もの規模を誇るもので、一日の発電量は50kWにもなる。これだけのソーラーパネルを何に使うかというと、第二海堡灯台の電源だ。以前は発電機を設置して燃料タンクに燃料を補充していたが、このソーラーパネルによって燃料補給が不要になり省エネ化、省力化、さらに災害時にも安定して稼働することが期待できるという。
第二海堡灯台はこの島が海上に姿を現した明治27年9月に点灯し、現在の設備は昭和58年に改築されたものだ。この灯台の隣には、昭和期に建設され第二海堡灯台の電源として働いていた燃料タンクの台座の遺構が見える。GFRP製で、叩くと「ボン…」という空洞のような軽い音が響く。この灯台の高さは第二海堡付近の水深とほぼ同じ約12メートルで、第二海堡築造工事のスケールを感じるものさしとしても分かりやすい。これを深いと思うか浅いと思うかは見る者の感じ方次第だ。

手前から旧海軍高角砲指揮・照準陣地、第二海堡灯台燃料タンク跡、ソーラーパネル群。時代の違うものが同じ画角の中にいくつも存在している。なんとも不思議な光景だ。

さらに島の西端には東京大学地震研究所の地震観測設備が設置されている。ここで得られた観測データは無線LANで富津岬の別の観測点へ送信し、そこを経由して地震研究所に24時間365日リアルタイムで送られている。この観測所は首都直下地震防災・減災特別プロジェクトの一環として、首都圏で発生する地震や地質構造の全容を把握することを目的として設置された。約400か所の同様の観測設備で構成される首都圏地震観測網、通称MeSO-netの観測点として2008年より稼働し、私たちの暮らしを守るための研究に役立てられている、そんなすごい設備の一角がこの第二海堡に設置されているのだから驚きだ。海面下9m まで掘削して地震計が設置されているが、その掘削中には砲台や壕の遺構と思われる空洞を掘り抜いたり、人工島の基礎部分である海水に浸かった砂礫層などが障害となったりする難工事だったそうだ。このフェンスの下にそんな設備が埋まっていると思うと、眼下に見えるレンガ造りの掩蔽壕もまた違った見え方になるのではないだろうか。

第二海堡のシンボル、中央部砲塔観測台から視線を南に移すと、グルグルと回転する大きなレーダー塔が。このレーダーは浦賀水道を行き交う船の位置を監視し、海上交通管制や海難事故の防止に役立っている。島の中央部北側には消防の特殊火災訓練設備があるのだが、この設備の画像が出回ってしまうと抜き打ち訓練にならないという理由で撮影が禁止になっている。黒く煤が付いた船舶のブリッジや石油コンビナートを模した設備が並んでおり、なるほど大規模な訓練設備という様子だった。これも是非実際に上陸して確かめていただきたい。

第二海堡の中央部から西半分を一周し、船着き場へ戻ってきた。再びシーフレンド1に乗船し、第二海堡を離岸する。今までは出航後そのまま三笠ターミナルへ帰港していたのだが、2023年8月からは帰港前に第二海堡の周りを一周して島の全景を眺めることができるようになった。
北側の桟橋を離岸したのち、時計回りに第二海堡を観察する。島の内部から護岸の様子を見てからだと、元々の海岸線と護岸の違いがはっきり認識できる。さらに南側へ回ると綺麗に整備された護岸に青色が眩しいソーラーパネル、通信用の鉄塔、レーダー、波浪観測所といったたくさんの近代的な設備が目に入る。その中に佇む中央部砲塔観測台はむしろ異質な存在に見えるが、かつての砲台の台座にペンキで書かれた「FORT NO.2」の文字だけが確かにこの島が要塞として作られた人工島であることを物語っている。

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■120年の時を超えた〝現役〟の島

帰港する船から遠ざかる第二海堡を眺めつつ、今回の上陸ツアーを振り返った。第二海堡が100年以上前の貴重な戦跡であることは言うまでもないのだが、全体にかなり手が加えられているため「当時の時間が封入された手つかずの戦跡」の探訪を望んでいる人は期待外れに思うかもしれない。「史跡 第二海堡」という響きを聞いただけでは、この人工島がすでに役目を終え、荒廃して時が止まっている、そんな印象を受けるのはもっともである。実際、筆者も上陸して見学するまでは「日本のポンペイ」のように要塞の残骸が広がっているものだと思っていた。しかし、補修された島体や様々な現代の設備は「第二海堡」という人工島が120年の時を超えてなお現役で活躍し、私たちの暮らしを支えているという証明に他ならない。そして第二海堡の現代での活躍を支える最新設備はかつての砲台や掩蔽壕の上に設置されており、第二海堡が歩んできた激動の歴史やその役目の移り変わりをこの目で見て、さわって、直に感じることができる。
海上要塞としては不要となり、平和の道を歩み始めた戦後日本で撤去の検討もされたことがある第二海堡。かつて東京湾の真ん中に要塞があったこと、そんな島が手段を変えつつ今もなお我々の生活を守ることに貢献していること、それを支える優秀な土木技術が120年も前に存在し、多くの人の手によってつくられたということ。これらすべてを自分の足で踏みしめて知ることができ、時の流れと歴史を感じられること。これこそが第二海堡上陸見学ツアーの本当の価値なのであろう。
この記事を見た方がもし第二海堡を見学することになったならば、是非「戦跡」という角度だけでなく、120年間現役で過去と現在が混在する島の様子を感じてほしい。第二海堡は資料に乏しく戦跡として未解明な部分も多い上に、現在活躍している設備にも機密に覆われた部分が多く存在する。今もなお神秘のベールに包まれながら活躍する第二海堡の新たな一面を発見するのは、次に上陸する貴方かもしれないのだ。

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  ※このページの情報は2023年8月現在のものです。  写真・文 阿部遼平

2023.11.09
【まっぷる横須賀にも掲載】猿島航路のチケット提示でポートマーケットがおトク!【期間延長】

発行して以来、好評をいただいている無料ガイドブック「まっぷる横須賀」。

この14ページでは、横須賀&三浦半島の食が集まる【いちご よこすかポートマーケット】の全店紹介があります!

 

実は、このよこすかポートマーケットで猿島航路の半券やデジタルチケット画面を見せると、おトクな特典がゲットできるのです。

今まで実施されてきましたが、たくさんの方にご利用いただいた結果、11月以降も延長されることに!

 

 

猿島に行く前に、そして島あるきを楽しんだ後に。
三浦半島の食が満載のマーケットをおトクに楽しんでみてください!

 

2023.10.31
冬の猿島、あなたはどう過ごしますか?【11月より冬期ダイヤで運航です】

気付けば、今年も残すところあと2か月・・・。
この時期になると、「あっという間に1年が終わってしまうな。。。」と毎年のようにつぶやいてしまう人も多いはず!

猿島航路は、今年も11月1日から来年2月いっぱいまで冬期ダイヤでの運航となります。


●冬期ダイヤのお知らせ

11月1日~2月29日】は冬期ダイヤでの運航となり、最終便の時間が1時間早まり「16:00」となりますのでご注意ください。

詳しい情報は、無人島・猿島公式ホームページ内「運航時刻表」よりご確認いただけます。


 

さて、2023年の思い出作りもラストスパート。

今年の思い出作りの1つとして、「冬の猿島」はいかがですか?

 

▸冬の猿島は景色がキレイ!

 

冬は夏よりも空気が澄むおかげで、猿島の自然や周辺の海がすごくキレイに見えるんです!
実際、年中島内で作業をしているスタッフも「冬の猿島の方が景色がキレイ!」と口を揃えるほど。

そんな「冬の猿島」で・・・

大自然を感じながら、歴史あふれる〝異世界空間〟を散策するも良し!
キレイな海を眺めながら、大切な人と〝2人だけの時間〟を過ごすも良し!
そして、家族や仲間たちと澄んだ空気の下で〝冬の無人島BBQ〟を楽しむも良し!(←コレ、意外とおススメ!)

冬ならではの猿島をどう過ごすかはあなた次第です!

 

▸無人島をより感じられる季節!?

 

冬は空気が澄んでいる反面、寒いのも事実・・・。
やはり、屋外へのお出かけは少し億劫になってしまいがちですよね。

しかし!
その反面、より一層「無人島」感が増すのではないでしょうか?

普段であれば、なんとなく誰かの後ろを歩けば安心感がある島内。
そこをあえて自分だけで、自分と仲間・家族だけで、島内を散策していけば、〝無人島冒険〟をしている気分になれるかもしれません。

もちろん猿島には〝映えスポット〟がありますので、たくさん写真を撮っておきましょう。

人が少ない冬の猿島では、思いのままに写真が撮れるかもしれませんね!

 

 

冬こそ、落ち着いた雰囲気を感じられる猿島。

あなたはこの冬「無人島・猿島」をどのように過ごしますか?

 


▼「家族」がテーマの動画「ココロ、つながる猿島」→こちらでPV公開中

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▼おトクな猿島行きのチケットは「三浦COCOON」にて発売中!