2025.04.17
【カフェ山の音】逗子・山の根にスパイス&発酵cafeと古着屋&レンタルスペース〜実はアーティスト高木完さんゆかりの古民家

高木完さんが暮らした地

逗子には最近、DJが増えています。
それは、レジェンドDJ・高木完(たかぎ かん)さんの活動拠点の1つだからです。4月25日から始まる「逗子海岸映画祭」にも出演しています。
なぜ逗子かというと、高木さんは幼少期から10代まで暮らしていたから。
そのスポットは今、カフェ&古着屋&レンタルスペース「山の音(ね)」になり、高木さんも度々訪れています。
そちらの業界に詳しくないみなさん(私もそうでした💦)のために先に高木さんのプロフィールをご紹介しましょ!

1961年逗子市生まれ。79年にパンクバンド「FLESH」のヴォーカリストとしてデビュー。81年、バンド「東京ブラボー」結成。86年、藤原ヒロシとヒップホップユニット「タイニー・パンクス」結成。88年、中西俊夫、屋敷豪太、K.U.D.O. 藤原ヒロシらと日本初のヒップホップレーベル「MAJOR FORCE」設立。90年代には5枚のソロアルバムをリリース。現在、『TOKYO M.A.A.D SPIN』(J-WAVE)ナビゲーター担当、中古レコードと古書を取り扱うお店「MEMES TOKYO」https://www.memestokyo.com/ 運営。


マルシェも行われる新コミュニティ

築約70年の家は高木さんのいとこが所有(高木さんの家は敷地内にありました)し、空き家状態でしたが、昭和時代の家具はそのままで、叔父が所有していた3,000枚以上におよぶクラシックのレコードや、高木さんが学生時代に描いた絵などがそのまま残っていました。

高木さんは不動産業を営む福井大輔さんと佐々木晴美さんに相談し、「アートと音楽を通じて逗子に新たなコミュニティーを作る」をコンセプトにリノベーションをスタート。
荒れ放題だった約170坪の庭の手入れ、家の中の片づけ、修復など少しずつ作業を進め、クラウドファンディングなどで応援を呼びかけて昨年10月5日、「art of life 山の音(ね)」が誕生しました。

福井大輔さんと佐々木晴美さん

4月19日(土)20日(日)には初めてのマルシェ「癒しとARTの2DAYS 山の根マルシェ」を開催。福井さんは「オープンから半年、地域のつながりや人と人との縁からコンセプトに合ったマルシェが開催できることになった」と優しい笑顔。


アクセスは難易度高め!?

逗子駅(小さい方の山側の改札)から徒歩9分と紹介されていますが・・・住宅地の奥にあるので、簡単にアクセスをご説明しておきます。
まず駅の出口は「西口」(画像1)です。電車で訪れる方、決してバスロータリー側(東口)には出ないように。

改札から線路沿いに東逗子の方へ下ります(画像2)。
踏切も横目で見て通り過ぎます。
左折する箇所の目印は、下の画像3で青丸した津波避難の表示です。

閑静な住宅街を進み、次の分かれ道の目印が自治会の掲示板(画像4)です。
ここさえ見逃さなければ、たどり着けます。
細い坂を登ると、右手に見えてきます。

入り口はこのデッキを上り、右手です

写真で1階をみてもらうと4部屋あることが分かると思います。
向かって左から古着屋、レンタルスペース、カフェで、一番右はまだ改装中です。

古着屋スペース
カフェスペース

こんな昭和を感じる小部屋も。(*電話線はつながっていません)


シェアして食べたい!カフェメニュー

カフェメニューを一部、ご紹介します。
どれもボリュームがあるので、誰かと連れ添っていろいろシェアして味わえたらベスト!

キューバサンド こだわりは・・・自家製ローストポークに自家製ピクルス
発酵玄米に麹を使った2種類のスパイスカレー
(ヨーグルトとポーク&ベジカレー)
試作を繰り返して完成した
米粉と味噌のキャロットケーキ
グリークヨーグルトボウル
たっぷりのフルーツと濃厚ヨーグルト

長崎で創業70年という老舗のコーヒー豆店のオリジナルブレンド。
本職は不動産業ですが、福井さんのこの建物に合うようなモノへのこだわりを感じます。
雑貨もレトロで、味わい深いです。


逗子は海のイメージが強いですが、駅近くの谷戸に鳥のさえずりが似合う「山の音」のようなひっそりたたずむ場所もあるんです。
不定期ですが、ひょっこり高木完さんが現れることもあります。
衣食住&人の出会いをお楽しみに。

■art of life 山の音(ね)基本情報


【住所】 逗子市山の根2-11-20
【電話】 046-884-9721
【営業時間】カフェ営業時間:9時半~15時半(土日祝 ~18時半)
【定休】水曜定休(インスタで確認を)

2025.04.03
【ダイヤモンド富士を撮る】シャッターチャンスは年2回!【春の運試し】

ダイヤモンド富士」をご存知でしょうか。
ちゃんと国の機関、「国土交通省」がホームページで紹介しているんですよ。
「ダイヤモンド富士」とは「富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、まるでダイヤモンドが輝くような光景」だと紹介しています。

その光景が三浦半島でも各地で観られるのですが、年に2回だけ4月と9月です。
4月1日、鎌倉から始まりました。
春は鎌倉から三崎方面へ見られる場所が南下します。
以下、目安にしてください。


9月は三崎から鎌倉方面へ北上します。
プロも自称もカメラマンらは数日、南下したり北上したりします。

高い場所からだけでなく、逗子海岸や葉山港のような場所でも鑑賞することができます。

葉山の砂浜
逗子の海岸

三脚を立て、1時間前からベストポジションを抑える人、人、人。
折り畳み椅子と寒さ対策用品は必須です。
何年も追いかけている人たちによれば、
霞んでいて無理かも、と思っても沈む瞬間に綺麗に見えるときもあるので、その瞬間まで撮影に成功するかどうかわからない」と言います。

2022年4月5日、葉山の海岸で撮った写真です。

17時52分
17時53分
17時54分

1分違うとまったく違う様相になります。その一瞬が勝負なのです!

こちらは逗子海岸です、う・・・ん、少しずれたかなぁ(悩)

1週間追いかけても撮れない年もあります。
ですので、ベストショットが撮れるかどうかは本当に「」です。
運試しをして、成功した際は感動をぜひ!!


参考サイト 
国土交通省 関東地方整備局 企画部 広域計画課ホームページ

2025.03.30
【3/31まで!】〝三浦半島市民割〟でおトクに春のお出かけ【地域の資源を体験】

本企画は2025年3月31日(月)に終了いたしました。
4月1日(火)以降は、「横須賀市民割」のみ継続となります(横須賀市民割は通年でご利用いただけます)。

3月31日(月)まで、「YOKOSUKA軍港めぐり」「無人島・猿島」「浦賀の渡し」の3航路で、三浦半島にお住まいの方は乗船料が半額になる【三浦半島市民割】キャンペーンを行っています!

ジモトに住んでいても、近場の観光スポットに行く機会は意外とレアだったりします。
「猿島には大昔行ったような気がする・・・」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、いま観光客の皆さんが多く訪れているスポットを体験していただき、三浦半島の地域資源にあらためて触れていただけたらと思います。

今まで横須賀市民のみの割引でしたが、この度、横須賀市のご協力および神奈川県と観光に関する連携協定を締結したことを記念した企画となりました。
冬から春のお出かけに、ぜひご活用ください!


■割引の対象航路、期間、料金など

●小人料金
YOKOSUKA軍港めぐり:基本料金 500円(通常1,000円)、平日料金450円(通常900円)
無人島・猿島:中学生 880円(入園料130円、乗船料750円)<通常1,750円>、小学生500円(入園料130円、乗船料370円)<通常1,000円>
浦賀の渡し:小中学生100円(通常200円)


<ご利用にあたっての注意事項>
■ 『三浦半島市民割』対象の方は、横須賀市、葉山町、鎌倉市、逗子市、三浦市に在住の方のみと
なります。
■ 『三浦半島市民割』ご利用の方は、各窓口で住所記載の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカー
ド等) をご提示ください。ご提示いただけない場合は本割引の適用ができません。
※中学生以下の方は学生証がご利用いただけます。
※該当地域で在学(高校生以上)、在勤されている方は対象外となりますのでご注意ください。
※公共料金の領収書・自宅に届く手紙等は適用外となります。
■ 『三浦半島市民割』を15名以上の団体でご利用の場合は、事前申込をお勧めします。
(1)事前申込みの場合は、下記お問い合わせ先まで、ご利用日の2週間前までにご連絡ください。
(2)当日の場合は、各窓口にて団体代表者が全員分の身分証明書をご提示ください。
■ 『三浦半島市民割』は原則、他の割引との併用はできません。

<お問い合わせ> トライアングル予約センター(046-825-7144 / 9:00〜17:00)


時刻・料金・乗り場など詳細はこちら


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【寒い季節こそ】YOKOSUKA軍港めぐり 冬の楽しみ方を徹底解説!【マニア阿部ちゃんおすすめ】


株式会社トライアングル

2025.03.10
【華麗なる転職】逗子に眠る、絶景の砲台遺構〜披露山公園【阿部ちゃんのマニア解説】

東京湾の入り口とあって、首都防衛に優れた位置にある三浦半島。旧日本軍関連の遺産というと、「横須賀海軍鎮守府」や「猿島」を抱える横須賀のイメージが強いですが、横須賀市外にも数多くの痕跡が眠っています。
逗子市披露山(ひろやま)の山頂にある「披露山公園」は、そんな三浦半島にある旧軍関連遺跡のなかでも知る人ぞ知る、相模湾の絶景が楽しめる砲台跡。そこには神秘的な遺跡とは一味違う、華麗なジョブチェンジを遂げた高射砲台の姿がありました。


砲台はどこに?

閑静な住宅地の披露山山頂にある披露山公園。サクラやヤシの木など多くの植物に彩られ、落ち着いた明るい雰囲気の公園は市民の憩いの場として60年以上もの間親しまれてきました。地元幼稚園のピクニックや子供達の遊び場であることはもちろん、逗子駅からのバスも多く適度な坂道もあるため、ウォーキングにも人気です。

一見すると軍関係の遺構という雰囲気のない、綺麗に整備された公園。砲台跡はどこにあるのでしょうか?

実はこの写真の中に、砲台跡も大きく映り込んでいます。

答えは右に見える「花壇」、中央に見える「展望台」、そして左奥の「猿山」です!
円形の大きな花壇は、元々高角砲の台座だった丸いコンクリートの部分をそのまま使って造られています。中央には草木が茂り、周囲を細い池で囲った珍しいスタイル。南国風の低木も爽やかですが、池に泳ぐ小魚は子供達にも人気です。


相模湾を一望!絶景の展望台も元砲台

多くの木々に囲まれ、緑豊かな披露山公園。山頂という立地にありながら、木立ちが防風林の役割も担っているため風は穏やかです。逆にいえば、公園の外の景色を見られる場所はあまりないということになります。そんな中で相模湾を一望する絶景を眺められるのが、「展望台」。

花壇が砲台の遺構とはいえ造成時に大きく手が加えられている一方で、比較的当時の面影を残したまま改装されています。

外から見ると、花壇と同じく丸い台座に展望台が建っているのが分かります。
一部では当時の基礎がそのまま露出していて、斜めになった内側の壁、砂利の粒が粗い当時モノのコンクリートなど、砲台座としての姿を窺うことができます。
元々はここにも高射砲が設置されるはずでしたが、物資不足などの関係から高射装置などを備えた観測所として使われていました。ここに設置予定だった高角砲は、一説によると横須賀海軍工廠で建造された重巡洋艦「高雄」に流用された、とも言われています。


砲台は猿を呼び寄せる?動物園にジョブチェンジ!

披露山公園にある施設の中でも一際特徴的なのが、この金網でできたドーム。
このドームの中では猿を飼育していて、いつでも無料で見ることのできる動物園になっています。
そしてこの猿山の土台も、大きく丸い形。そう、なんと「動物園に転職した砲台」なのです!

「猿島に猿はいません…」というのは猿島案内での定番文句ですが、実際に猿にまみれた(?)砲台を見ることができるのがこの披露山公園。
無料で入れる公園で猿が飼育されているというのも驚きですが、この猿山は披露山公園で最も原型を留めた砲台跡でもあります。中を覗いてみると、丸い形や当時のコンクリートはもちろん、傾斜した側壁や弾薬をストックするための小さな横穴まで、ほぼ完璧な状態で当時の姿そのまま。もしかすると、猿島よりも状態が良いかも…?

即応弾ストック用の穴は猿の隠れ家に、砲手が退避するための掩体は飼育室から区切られた小部屋になっています。中央の丸い水飲み場の周りには、高角砲の取付け台座と思われるコンクリートの境目も見えます。形状はほとんどそのままに、ここまで役割を変えて活躍できているのが不思議な感じです。

砲台跡としての見どころもありますが、かわいい猿の姿にも目が惹かれます。
猿山の上でお昼寝をする猿、毛繕いをする猿、野菜を食べている猿、元気に駆け回る猿…
間近で繰り広げられる猿の日常に目が離せなくなること間違いなし。

昨年には7年ぶりの赤ちゃん(女の子)、「アヤメちゃん」が誕生!今しか見られない可愛い姿、ぜひ会いに行ってみてください!


小坪高角砲台とはどんな施設だったのか…?

砲台から市民の憩いの場として見事生まれ変わった披露山公園。かつては「小坪高角砲台」という名前の施設でした。高角砲とは、敵の航空機を撃ち落とすため空高く砲弾を撃ち上げる大砲。猿島や第二海堡といった「要塞」、また軍艦にも多く搭載されていました。これに加えて敵機までの距離を測る「測距儀」、弾道計算を行う「高射装置」、敵の姿を照らす直径1.5mもある巨大なサーチライト「探照灯」を備えた、「空襲に対する守りの拠点」だったのです。

この小坪高角砲台が守っていたものは首都東京、そして横須賀海軍鎮守府。今から80年前の1945年7月に横須賀軍港を襲った「横須賀空襲」では、猿島とともにアメリカ海軍空母艦載機に向かって火を噴きました。小坪砲台の放った砲弾による撃墜戦果の記録もあります。
この空襲では軍港内の多くの艦艇が被害を受けましたが、爆撃目標であった「戦艦長門」は健在。猿島と並んで、戦艦長門の不沈伝説の一角を支えていた砲台です。

そして終戦から80年。華麗な転職を遂げた小坪高角砲台は、花壇、展望台、猿山になっている3つの12.7センチ高角砲台座のほか、防空指揮所の基礎部分はレストハウスに、兵舎があった土地は駐車場に…と、一見軍関係の遺産に見えないような部分も存分に活用されています。駐車場から公園までの間にはセメントで塞がれた壕のようなものも見えますが、これも弾薬庫などの施設だったのかもしれません。


かつては国防の砦として日本国民を守ろうとした小坪砲台。今では公園機能のほか、津波避難施設として災害から人々を守る存在でもあります。軍事施設の面影を残しつつ、地域の笑顔が集う場となった披露山公園。昭和100年、そして終戦から80年を迎える今だからこそ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

<施設情報>

所在地 :〒249-0007 神奈川県逗子市新宿5-4-1
電話  :046-871-4941
駐車場 :8:30~16:30
アクセス:JR逗子駅よりバス15分 [披露山入口]にて下車

2025.02.28
【名店がズラリ!】JR逗子駅⇔京急逗子・葉山駅間の「新逗子通り」でおススメの〝ちょい食べ〟5選

逗子市の中で一番行き交う人が多い商店街が「新逗子通り商店会」かもしれません。
その1本道は、JR逗子駅と京急逗子・葉山駅を結ぶ320メートル程。
信号待ちをしなければ歩いて4分ほどの直線で結ばれています。朝夕は通勤通学で乗り換えの人が足早に通ります。
足早に通るので、立ち寄りをしたことがない人もいるらしいとか・・それはもったいない!
ということで、時間がなくても「ちょい食べ」できるお店を紹介します。



まず、ここがJR逗子駅東口(広い方)を降り立ったときのロータリー、空が広い!(と、感じられるはず)。時に海の香りがします。

駅からまっすぐ交差点に向かって進みます。

交差点の左角は逗子のランドマークの1つ老舗「魚佐次(うおさじ)商店」。ここから「新逗子通り商店会」になります。
渡る時には、この魚屋側に渡ってください。その先が二股に分かれているので、右に行かないことが肝心です。
おススメ1店舗目、通りの左側、ビルの1階にある「冨士屋牛肉店」。

最高級の黒毛和牛である葉山牛、松阪牛の正規販売店のため、「葉山牛」「松阪牛」のバナーがはためき、ちょっと寄るにはどうかな、と一瞬たじろぎますが、ここの自家製デリカ「葉山牛コロッケ」(150円)「葉山牛メンチカツ」(220円)はお手頃です。

逗子市のふるさと納税品で1、2位を争う人気商品はこの店の「松阪牛のビーフシチュー」だとか。


「冨士屋牛肉店」の前にあるのが、逗子市のソウルフードと言ってもいい鶏肉店「鳥一」。

もちろん看板メニューは自家製焼き鳥で、ここでおススメすることもないかなと思うので、あえてコロッケ類の写真を添えます。「海老プリプリかつ」(100円)は新入りかも。

個人的には「チキンチーズ大葉巻」(150円)好き!


続いて、「冨士屋牛肉店」から京急線の踏切に向かって進むとソフトクリーム店「モーモーズ」があります。

笑顔のやさしい店長がいます。無口そうにしていますが、実はお話好きです。

↑写真左は、ミルクソフトミニコーン(250円、普通サイズは390円)、右は珈琲フロート(430円)。無糖のエスプレッソとソフトクリームの相性の良さを味わってください。
中に入って、ぬくぬくできます。店長に逗子のことなど質問もどーぞ。

壁には歴代の週替わりの「味」が並んでいます。
SNS用にこのフォルムを撮っておきましょ。


ソフトクリーム店「モーモーズ」の前を渡れば駅ですが、その前に、踏切を渡り、橋を渡ってください。
左角のおはぎ店「菓匠からくさ」へ。

雑穀米を使ったおはぎを製造販売しています。

この店長が和菓子の職人さん。
母親の実家が長野県諏訪市にある1946(昭和21)年創業の和菓子店だったことから、幼い頃、菓子作りを祖父から教わりました。
その後職人を目指し、東京・水天宮の「三原堂本店」では工場長として腕を磨いたそうです。

定番6種類(こしあん、つぶあん、焦がしきな粉、みたらし、抹茶きなこ、香りごま)、月替わり2種類が並んでいます。
8個入りの箱もあって、お土産にはコレ。もちろん1個からでも

悩んでいると・・・

窓から京急電車が・・・「あっ!イエローハッピートレインが!」なんてこともあります。

3月1日~3日は桜餅初登場!
リクエストが多かったそうで、「あんこ」だけも販売しています。


「菓匠からくさ」を出て、橋を渡り、京急逗子・葉山駅に向かいます。

逗子市内を流れる田越(たごえ)川です。
鯉や亀、サギ、カワセミなどなどさまざまな生き物がいます。川向うの駅舎から通路が伸び、その先にホームがあります。2つの駅が1つになったので長い通路なのです。
駅名も変わりました。「逗子・葉山駅」の前は「新逗子駅」でした。そのため、商店会の名前が「新逗子商店会」のまま。

2020年3月、駅名が変わるために看板を夜中に取り替えました。
詳細はこちらに↓

話を戻して、最後におススメしたいお店に行きましょう。改札そばにあります。
京急逗子・葉山駅北口改札はビルの3階です。


この改札の右手にある駅そば「波子そば」です。
1976年創業からオーナーが変わっても店名は変わっていません。
逗子で暮らした作家・徳富蘇峰の小説「不如帰」の主人公・片岡浪江子にあやかり、浪子不動と呼ぶ史跡もあり、逗子には「波子」がついたものがあります

もちろん「波子そば」はおススメで、「天ぷらそば」と並んで人気ですが、
「ちょい食べ」ですから、「かけそば」(360円)をスープまで味わってみてください。
決め手は「追い出汁」です!

出汁は高知県「かつをぶし池田屋」の鰹節・サバ節・宗田節のすべて枯れ節(熟成に時間をかけたもの)をバランスよく配合してもらったオリジナルですが、その出汁を取ったあとのものをかけて食べるのです。好きな人は大さじ3杯かけるそうです。

↑(こちら大さじ2杯)

麺と追い出汁、スープと追い出汁の食感を楽しむなら「かけそば」です。
飲み干すではなく、最後まで食べ干す、という感じで「出汁」を嚙みしめることができます。

「新逗子通り商店会」にはゆっくり味わいたいお店ももちろんありますが、

乗り換え途中に「ちょい食べ」いかがでしょう。

2025.02.27
【新感覚】〝三浦半島〟がよく分かる!ジモト出身10人がワイワイ語る「絶対ここへ行け!」バラエティ【ディレクターズカット】

昨年11月30日に6時間にわたって生配信されたYouTube三浦半島TV『船と旅と三浦半島の日2024』。
その最後のパートに放送された新感覚バラエティ「三浦半島軍団大集結!?ジモトのココがスゴいぞ徹底解剖SP」が、新バージョンで帰ってきました!

生配信ではできなかった字幕や補足動画も入れ、ギュッと濃縮したディレクターズカット版
三浦半島の定番からジモト民しか知らない名所までバンバン登場するので、お出かけの参考にもなります!

楽しみながら三浦半島の〝リアル〟を知ることができる伝説の新感覚バラエティ。
しかも思わぬ結末は次に続く予感が・・・あの人のこの後の展開にも注目です。

三浦半島がまるっと分かるあっという間の45分!
ぜひ一気にどうぞ!

2025.02.06
【いざ冒険の旅へ】謎解きイベント「三浦半島謎解きアドベンチャー」3/2(日)まで開催中!

※本企画は2025年3月2日に終了しました。

謎解きイベント「三浦半島謎解きアドベンチャー」が3月2日(日)まで毎日開催されています!
今回の舞台は、横須賀市・葉山町・鎌倉市・逗子市・三浦市の4市1町。
歴史と自然あふれる広大なフィールドに5つの謎が仕掛けられました。

謎解きの魅力といえば・・・思いがけない出会いがあること!!
普段立ち寄らない場所が謎解きスポットになっていたりするので、「こんな場所あったんだ」「美味しそうな地元グルメを発見!」と新たな発見があるのです。

新たな発見は〝謎解きスポットに行く道中〟にもあるので、くれぐれもお見逃しなく。
旅する探検家として、三浦半島の美味しいお店や絶景スポットも開拓してみてください!

そして、謎を解き明かした方には、豪華賞品をGETできるチャンスも。
三浦半島が誇る高級食材からアクティビティ、憧れのオーシャンビューホテルへの宿泊も叶うかもしれません。

東京から電車で1時間弱で行ける三浦半島は、休日のプチトリップにもぴったり!
この春は三浦半島の謎を解き明かす探検へ、いざ!!


謎解きイベント「三浦半島謎解きアドベンチャー」について

【開催期間】2025年1月15日(水)〜3月2日(日)

【開催場所】三浦半島エリア(横須賀市・葉山町・鎌倉市・逗子市・三浦市)

【遊び方】※台紙の配布場所はこちら
(1)4市1町のスポットで配布されている謎解き台紙を入手して、謎解きを始めよう!
(2)台紙に記載されている各市町の謎Ⅰを解いて、むかうべき場所を解きあかそう!
(3)そこに貼ってある謎Ⅱが書かれたポスターを探し、謎Ⅱを解いて「答え」を台紙に記入しておこう!
(4)それぞれの市町の謎Ⅱを解いて「答え」を集めたら、台紙に記載のQRコードから景品応募フォームにアクセスして豪華景品が当たる抽選に応募しよう!
※3つ以上で3スポット賞、5つすべて集めるとコンプリート賞に応募できます!

【主催】
三浦半島観光連絡協議会(事務局:横須賀市文化スポーツ観光部観光課)

【お問い合わせ】
横須賀市文化スポーツ観光部観光課 046-822-8567 (平日9:00-17:00)
横須賀市観光案内所 046-822-8301(9:30-17:00)


詳しい情報はこちらのWebサイトをご確認ください!


三浦半島ポータルマガジンで運営する、三浦半島の観光・お出かけ情報をお届けするニュース番組「MEGURU NEWS」でもご紹介しています↓

2024.12.20
横須賀線から見逃さないで!☆冬の風物詩 東逗子駅からのイルミネーション☆

JR横須賀線の東逗子駅ホームからも車窓からも鑑賞できるイルミネーションがあります。
逗子市民にとっては冬の風物詩で、2001年から続く冬の“映えスポット”になっています。

(右の建物が東逗子駅の跨線橋(こせんきょう)とホームです)

JR東逗子駅改札から本当に目の前。

改札に隣接するコンビニエンスストアの向こうに見えるシンボル、高さ約14メートルのヒマラヤ杉です!

JR東逗子駅は逗子駅と田浦駅の間に位置し、住民の皆さんの要望で逗子市よりも早く、1952(昭和27)年に誕生した駅。神武寺をはじめ、法性寺、海宝院、光照寺など神社仏閣も多く、源氏とのつながりもあり、歴史好きにはたまらないハイキングのスタート地点にもなります。

イルミネーションが楽しめるのは「東逗子ふれあい広場」。
東逗子駅の跨線橋から12月15日の点灯式イベントを見下ろしてみました。

ステージ上でのパフォーマンスや出店があり、にぎわっていました。

ここは、逗子市の大きな施設を建設する予定があり、広場周辺はいくつもの建物がすでになくなり、広々としています。 どの構図で撮ったらいいのか、悩みます。

子どもたちに人気なのはやっぱりこちら、キラキラなソリです。

(乗ることはできません・・・)

ソリの隣にステージがあり、子どもたちはついつい踊りたくなるようです。

地域の皆さんによって続いてきた約10万球の手作りイルミネーション。
点灯するのは日暮れから22時ころ。1月31日までキラキラしています。

悩んだ末、ヒマラヤ杉の下からこんなアングルはどうでしょ。

それとも・・・。

ちなみに駅周辺は、スーパースズキヤ、ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘東逗子店など買い物も便利で、蕎麦屋やラーメン屋もあります。

【基本情報】
点灯時間:日没~22時ころ
住所:逗子市沼間1-2-24

2024.11.30
チャプターつきアーカイブ配信中!【三浦半島TV】「船と旅と三浦半島の日2024」6時間生配信!

YouTubeチャンネル『三浦半島TV』の開局を華やかに彩る6時間生配信。
ご視聴いただきましてありがとうございました!

当日の生配信をアーカイブ(再放送)でお楽しみいただけます。
概要欄にチャプター(もくじ)がついているので、見たいところにらくらくスキップできます!

各界から豪華なゲストのみなさんをお迎えして、「船と旅」「三浦半島」の魅力を語り合います!

トークあり、笑いあり、音楽あり!
「こんなこともやっちゃうの!?」とバラエティに富みすぎた生配信!

ぜひ下の番組表から好きな番組を選んでご視聴ください。

後日、切り抜き再編集版も配信します!

☆番組表はこちら↓

そして、6時間をつなぐ豪華ゲストのみなさんはこちら!
お笑い芸人、ご当地ヒーロー、船長、案内人、若者など、ジャンルの垣根を越えてスタジオに大集結。

生配信のメイン企画3つを発表します!


【1】[離島×共創]船旅魅力化プロジェクト 船・地域の未来を創る!船会議

「人手不足」「後継者不足」「燃料費の高騰」など深刻な問題が起きている船業界。
だから今──もっと船の魅力を全国の若者に知ってほしい!
そこで、YOKOSUKA軍港めぐり・猿島航路を運航するトライアングル、東京都と伊豆諸島を結ぶ東海汽船、隠岐諸島と島根・鳥取県を結ぶ隠岐汽船が集結。
全国の離島連携の取り組みを行う「離島百貨店」とともに〝船と地域のミライ〟を考えるシンポジウムを完全中継します!

<出演者>
小林希(旅作家/ 日本旅客船協会 船旅アンバサダー)、鈴木隆裕(トライアングル代表取締役)、水上比弥(伝説の案内人)、沓澤晃太郎(YOKOSUKA軍港めぐり案内人 / 船長)、東海汽船、隠岐汽船


【2】三浦半島軍団大集結!?ジモトのココがスゴいぞ徹底解剖SP

お笑い芸人&案内人&学生・ヒーロー総勢10名でご当地生トークライブ!
ジモト民だから知っているマニアックな場所から、定番の絶景まで!
ここでしか聞かない三浦半島にまつわる㊙︎トークも炸裂!?地域の魅力を徹底解剖します!

<出演者>
MC:メイクデビューやまだ、梶田ガクシ
出演:池田57CRAZY・池田レイラ(完熟フレッシュ)、島山裕允(ノブとカカズ)、石渡晶久、ヤキオニギリ(社長のおにぎり)、コントラバスヒーロー、 小川陸人(YOKOSUKA軍港めぐり案内人)、高村勇太(三浦半島TVアナウンサー / トライアングル学生インターン / 慶應義塾大学4年)


【3】地代所&江口W登場!三浦半島ゆかりの2人で奏でる生セッションライブ

昨年、猿島を感動の渦に包み込んだステージが帰ってくる!
コントラバス×ピアノの異色のコラボをお楽しみいただきます。

出演アーティストは、ご当地ヒーロー「コントラバスヒーロー」としての一面を持つ、コントラバス奏者・地代所悠さん。
そして、『三浦半島TV』のオリジナルBGMも手掛けた作・編曲家の江口寛至さん。
三浦半島出身の2人が奏でる音楽が「船と旅の日2024」の最後を華やかに締めくくります!

<出演者>
地代所悠、江口寛至